読書論

小説の読ませ方

小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書)作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/03/14メディア: 新書購入: 44人 クリック: 584回この商品を含むブログ (48件) を見る書名:小説の読み方~感想が語れる着眼点~ (PHP新書) 著者:平野啓一…

誤読を許容する寛容さ

本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2006/08/17メディア: 新書購入: 33人 クリック: 160回この商品を含むブログ (188件) を見る書名:本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書) 著…

人を愚かにする読書

最近、読書は人を愚かにするのではないかと思い始めてきた。 勿論、ある条件に限定された話であるが。 すなわち「読書だけを行うこと」は、その人を愚かにする一方なのではないか、と思うのである。 読書とは、書に記された「知識」に己が身を投じる行為であ…

積ん毒追放

本は読むだけでは駄目で、しっかりと自分の糧としなければならない。 そういうことを以前よりも強く認識するようになり、書籍量を減らすことが出来るようになった。 読むだけの本は完全にフローとして処分し、必要な本は読書ノートを作成して、やはり処分す…

警察官がちらちらとこちらを見ていた。 しかし私は確信していた。 彼は何も言うまい、と。 案の定、警察官は、私が目の前を通り過ぎても何も言わず、ただそこに立っていた。 なにせこちらは歩行者。 歩きながら本を読んではならないという法律はない。 たと…

「意外にベストセラー本ばかりなのね」という感想に対する所感。 「ベストセラー本もきちんとチェックしているのさ」

私は下記の書『大切なことは60字で書ける』を2分の5しか読んでいないにも拘わらず、この書の評を書く。 これは以前の私のポリシーに反することである。 私は何故「最後まで読む」ことにこだわるのか だが、私は持論を曲げることにした。 人生には限りがある…

レバレッジ・リーディング作者: 本田直之出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 39人 クリック: 528回この商品を含むブログ (548件) を見る本書:レバレッジ・リーディング 著者:本田直之 結論から言う…

私は何故「最後まで読む」ことにこだわるのか つまらない本を最後まで読むのは時間の無駄だという指摘を受けたので、ネクラらしくブログで反論する(ひどいなぁ)。 私は本を最後まで読むことにこだわる。 端的に言うと以下の3点がその答えだ。 1つは、批判を…