書に溺れた愚か者

とはまさに私のことに他ならない。
だから最近私は、書を捨てようとしている。
生ぬるい手段では決意が鈍る。
その身から引っ剥がすくらいのエネルギーが必要である。


・・・・・・。
疲れると私はまた書の中に埋没している。
そして私は愚かになる。
今日もまた頁の分だけ大切なことを忘れていく。