夢を・・・みた。
内容は・・・書けない。
私にはそれを語る資格はない。
本当に大切なものがなにか。
あのときには解っていなかった。
自分が非力であることを。
認めるだけの強さがなかった。
怖くてただ逃げているだけだと。
多分知っていたけど向き合うだけの勇気がなかった。


そして人を傷つけ、自分自身も傷つけた。
傷つくことを恐れるあまり、何もかもを拒絶して。
でも結局そのことで。
近づくものすべてを傷つけ、自分も、また。


あのとき、自分の力の限界を見極めるだけの冷静さがあれば。
あのとき、自分の弱さを認めるだけの強さがあれば。
そういう生き方もあったのだろうな。
だが今となっては。
もう何もかもがすべて手遅れだ。