つみきのいえ

つみきのいえ

書名:つみきのいえ
著者:平田 研也


うーん。
いいお話なんだけど、敢えて絵本にする必要があるかというと、ちょっと疑問。


この時は、短編アニメーションのあらすじを考える、というミッションがあったので、勉強の意味で手に取ったのだが、残念ながら絵本では、あまり参考にはならなかった。
この作品は、やはりアニメーションとして見ないとその良さが解らない。
(これは後にアニメーションを見て確信した)
本来ならこの類の書籍には、「映像作品を観る時間のない時にそのあらすじを把握する」という存在意義があるのだが、本作はわずか12分の短編であるため、はっきり言って映像作品を見るのと本を読むのとではあまり時間の差はない。
ちなみに、アニメーションの方は、文句なしの秀作である。
ごらんになっていない方は是非。