2009-03-14 ■ 真理 ニーチェなんて簡単なものだ。 彼は羨ましかったのだ。 何の価値もないものに価値を見いだせる眺望固定病にとりつかれた一般の人々が。 無知なるが故に「もう一度」と心から願うことの出来る超人が。 理によってその存在を完全に否定されたどこにもいない神を愚直に信じられる弱者たちが。 ニヒリズムこそがルサンチマンなのだ。