書名:家族―手塚治虫傑作選
著者:手塚治虫


駄作。
いったい誰がまとめたんだろ。
このシリーズはダメダメなんだけど、出るとつい買って読んじゃうんだよね。
手塚だと期待しちゃうからいけないんだよな。


それにしてもこれも良く聞く話だけど手塚は数多く撃っている分ハズレも多い。
今まで読んだ印象だけだけど、藤子・F・不二夫の作品にほとんどハズレがないのと対照的。
手塚の作品は

の3つが甲乙付けがたい順位で好きなのだが(火の鳥は評判が悪いが私は個人的に好き。ブラックジャックは他の連載系と比較して良作が多いので好きな作品として推挙できる)、その他の作品は今のところどれも今一つ。
あまり読んでないだけなのかも知れないけど。
短編が駄目かな。
長編だと『アドルフに告ぐ』とかあんまり。


いずれにしてもこれは駄目。
伝えたいことがよく解らないし、「家族」など甘っちょろいテーマでは、手塚の本領が発揮されることはない。
ブッダ』外伝が収録されているというので期待したんだけどな。
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