↑といっている側から早速体調不良の話。


2週間ぶりに会社帰りに走った。
で。
死にかけた。


いや、大袈裟ではない。
死にそうな思いをした、だけの話ではない。
本当に倒れかけた。


具体的には胃に不快感が直撃して吐きそうになった。
いや、冗談抜きで。
昨年末の帰省時に飛行機に酔った時もこれほどではなかった。


日曜に私にしては珍しく、比較的まともな食事をした。
そのせいかしらないが、胃腸が妙に疲労していて、しかも、月曜日、火曜日と次第に疲れが蓄積していた(何で解るかというと、動きである。疲れている時は胃腸の動きが鈍重である。勿論、それをつねに感じ取れるような今の状態のことを過敏というのだ)。
この日(火曜)は真剣に断食を考えたぐらいだ。
事実、昼は完全に抜いて胃薬だけ飲もうとしていたのだが、胃が怪しい信号(何か消化させないと暴れるぞ、という脅迫のようなもの)を送っていたので、握り飯一つ放り込んでおいた。
だが、握り飯一つ満足に消化することも出来なくなっていたらしい。
夕方になってますます不機嫌になっていた。


問題をさらにややこしくしているのは、胃と腸とで発する信号が異なっているということである。
腸は明らかに食物を拒絶している(頼むから休ませろ)のに、胃が食物を要求する(何かよこせ)という信号を送る、ということがよくあるのだ(逆も時々ある)。
この場合、腸を尊重して何も食べずにいると、胃がすねて腸を刺激して暴れさせたり、或いは自らが暴れてわたしの行動を阻害する。
かといって、胃を尊重して食べ物を与えてみると、腸が異常な反応を示して必要以上に暴れ出すが、或いは消化を放棄して強烈な睡魔を呼び寄せる。


とまあ、この人の性格がそのまま胃腸に宿ったといってよい状況に今私は追い込まれている(実際に腸は"もう一つの脳"と言われるほど神経が集中している臓器である)。


で。
お昼あまりにも摂取しなかったので、夕になって胃がまた例のごとく要求を始めた。
さすがに走るのにもエネルギーは必要だろう、ということで、パンを2つカフェインレスのコーヒーで流し込んでみた。
ら、こうなった(上記参照。ようは、たった3km超走っただけで死にそうになった)ということ。
どうやら本格的に腸の方が疲労困憊していたみたいで。


まあ、

  • 荷物をしょっている
  • 暖房の効いた部屋から急に冬空の下に飛び出した
  • 普段の運動不足(特に今回はランニングだけで2週間のブランク)
  • 普段よりハイペースで飛ばした

など思い当たる要因はあるのだが。


この日は久しぶりに走ったので、なんとしても完走したかった。
悪い経験(途中でばてて歩く)をすると、次回以降のチャレンジのハードルが高くなってしまうことを恐れたからだ。
しかし、まあ、今回のように胃腸に直撃した時は無理はしてはならない(そもそも運動で少しでも無理が出来るのは若い子だけ。それも限度がある)。
暗い夜道で黒ずくめの格好で道ばたに倒れると、発見されないのはまだましで、最悪車に轢かれてそのままあの世行きでっせ。
もう少し用心なさい。
反省(今日はやたらと素直だな)。