番外編

どうね〜んだ〜いの
ゆ〜じん〜た〜ちが〜 ♪


突然ですが、私、生まれて初めて合コンに誘われました。
(え〜、なんであんたが〜、などブーイングの嵐)
といっても、メインのメンバーではなくて、おまけのようなものなのですが。
(な〜んだ、やっぱりね〜、など安堵の声)


↑何これ?
チャンネル間違えたんじゃないの。


まあ、実際には単にその話が出た場にいただけの話なのだが。
つまり、まあ、なんていうか、社交辞令。


で、本人はというと・・・何故か行く気になっているのであります。
(え〜、うっそー、嵐だ、これは嵐になるぞ、など疑いの声)


↑だから、チャンネル違うって。


なんでまた青天の霹靂なような気持ちになっているかと言えば、どうもこれが願ってもいないチャンスのように思えてきたからである。
(お前、熱あるんじゃないの)
まあ、まて。
私は何も本気で合コンに「加わる」と言っている訳ではないぞ。


昨年東京でかつての同学の者たちと会ったときも、「合コンに行かないの?」としつこいほど聞かれたが、もともと興味関心はなかったし、彼らが何故私にしつこくそのことを聞いてきたのかさっぱり解らなかったが、なるほど、こういうことだったのか、と思った。
で、にわかに興味が湧いたのである。
といっても、場にコミットするのはやはりこの人の柄ではない。
今回はオブザーバーとして加わるかというお誘いなので、見学にはちょうど良い願ってもない機会だという判断をしたのである(性格悪いな、相変わらず)。


といっても、まだ行くことにしたわけではない。
そもそも、上記のように単にその場にいたから誘われただけで、実際には邪魔なのだということも考慮しなければならない。
更には、ここのところ毎週金曜日は遅くまで帰れないような作業が入っているので、(望ましいことに)仕事で参加できない可能性もある。
それでもなんとなく、今の気分では行くのではないかと感じている。


私のことを少しでも知っている人(或いはこのブログを一定量読んでいる人)には周知の事実だが、私はいわゆる「恋愛」というものにはこれまでまったく関わってこなかった。
意識して避けていた時期があり、可能性を探っていたわずかな時期があり、ニヒリズムの段階が進んでどうでもよくなった時期があって、現在では全く諦めているのだが、その間とにかく一貫して何もなかったというのは事実である。
この件に関しては私は完全なシロで、どのような取り調べにも耐えうる自信がある(変なやっちゃな。何の自慢にもならないぞ)。


結婚に関しても基本的には同じ態度で、昔から「結婚はしない」と公言してきた。
別にそのことに誇りを感じているわけではないが(かつてはそのような間違った考えを抱いていた時期もあったということは認めざるをえないだろう)、自分の発言が自分を縛っているという側面はなきにしもあらず、ではある。
だが、まあ、恐らく私は独りで死ぬのだろう。
それはまったく自業自得である。