01/16である。
昼休みに外出する気力すら失っている今日この頃。


01/20である。
人生苦あれば苦あり。
一切皆苦
それでも死ぬに値せず。
生きるにも値せず。
ただただ日という頁を繰るのみ。


堪えられない
(おおっと)
い、いきなりなんだ?
底冷えである。


もともと寒さには弱い。
なにせ冬の平均気温が18度もある南国育ちである。
体脂肪が低い、手足が冷える、胃腸が弱い。
特に底冷えがいけない。
精神活動が遅滞する。
生産性が落ちる。
ただでさえ忙しさと疲れで生産活動が遅滞している中でこれは死活問題である。


というわけで(いや、どういうわけだよ)。
どうにかこの事態を改善しようと上京した年から毎冬、悪戦苦闘しているのである。
(ということは毎冬失敗しているのね)


で。
一面銀世界なのは外の話ではない(だいたい外が一面の銀世界だったら、自転車しか足を持たないこの人は家から出られなくなるではないか)。
家の中である。
え、なんで?


この日買いに行ったのは、「カーペットの下に敷くシート」である。
噂によれば(といってもネットで見ただけだけれども)、暖房効果が上がり、室温が2〜3度上がるという。
しかも、床からの冷気をシャットアウトするという。
これは・・・買いだ。
というわけで早速某スーパーに直行。
購入したシートを自転車のハンドルに下げて意気揚々と帰宅した・・・のは実は先週のこと。


いや、まあ。
何というか、まず「お試し」ということで2畳のシートを1枚だけ買ってきて敷いてみたのですわ。
で、床面積が無駄に広い現在の居住区がそれで埋められるはずもなく、中途半端に銀色の面が出来ただけ、という状態になったのだ。
これでは「覆う範囲が狭かった」から効果が無かったのか、そもそも「安いシートだけで底冷えを解消しよう」としたケチな動機が間違っていたのか判別がつかない(いずれにしても効果はなかったのね)。


というわけで、追加で2枚買って参りました。
これでもう「範囲が狭かったから」といういいわけが出来なくなる。
ついでに「窓の下用断熱材」なるものも買ってきた。
そうやって一度にいろいろ投入するからどれが効果があってどれがないのか解らなくなるのだよ。
これだから非科学的な思考の人間は困る。
(うるさいなぁ。暖かくなればどうだっていいんだよ)


という訳で、キッチンも含めて、居住空間の全てが銀色で埋まったのでした。
めでたしめでたし。


・・・・・・。
ちっともめでたくない。
黒をこよなく愛する私がこのキラキラ(いや、どちらかというかギラギラか)に堪えられるはずがない。
先日の灰色カーテンといい、今回の銀色シートといい、最近妥協が目立つな。
いやだ、大人になんてなりたくない。


01/20追記
結局「カーペットの下に敷く」シートだけで効果が出るはずもなく(ひんやりした床面に直接接触しなくて済むという雀の涙ほどの効果はあったが)、シートの上に載せるカーペットを買う羽目になったのでした。
カーペットは黒いので銀色も何とか抑えられた(ただしシートの方がでかいので銀色ははみ出している)。
といっても予算の都合上カーペット(電気)は1枚しか変えず、未だにシート2枚分の空間はギラギラしている。
特に台所がひどい(電気付けてないのに何か光っている・・・)。