10月に受験したソフ開の試験にどうやら合格したようである。
ようである、というのは生来のひねくれた性格がそう言わせているだけで、実際にはネットで成績照会したのだからほぼ間違いなく受かっているはずである。
わざわざこの試験に落ちる夢まで見たのに、僥倖である。


合格したことの喜びよりも、あの狭い会場でもう一度地獄の苦しみを味わわずに済むことの安堵の方が大きい。
寒さに負けて一向に回復の兆しを見せない(というよりも生きる気がないんじゃないだろうか)胃腸の様子を見ていると、とてもじゃないがもう一度あの会場でストレス浴をする気になどなれない。
というよりももう無理なんじゃないかと思う。

アメニマケ
カゼニモマケ
ナツノアツサニモフユノサムサニモマケ
オマエノジンセイハイボクダラケ


読み人知らず


・・・・・・。
まあ、いい。
受かったんだから。


この合格には何の意味もないが(給料が上がるわけでもないし。別に上がらなくてもいいけど)、どうせ無意味なこの世の中、苦痛は1つでも少ない方が良い。


・・・・・・。
どうしてこの人は前向きに考えられないかな。
例えば、「プログラマとしてようやくスタートラインに立てた」とかさ。
まあ、滅びの美学に魅入られた人には何を言っても無駄だね。


紙々の誰そ彼