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かくいう私も胃薬をコーヒーで流し込むような(「よう」っていうかまさにその行為じゃないのか?)愚行を未だにやめることができない。
それでも飲んでいるのはカフェインレスのコーヒーだったりする。
人は過ちを繰り返しながら少しずつ賢くなっていくのかも知れない。
だが、大概は手遅れに終わる。
機動戦士ガンダムSEED 5 終わらない明日へ (角川スニーカー文庫)
- 作者: 後藤リウ,大貫健一,小笠原智史,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/01/29
- メディア: 文庫
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最終巻なんだから。
まったく。
また時間を無駄にしてしまった・・・。
これだけの設定と頁数を与えられてこれだけしか語れないとは。
まして解説で監督がやたらめったら疑問をばらまくだけばらまいて、何の道筋も示せないでいるとは。
「何故殺し合うのか」「人類の未来はどうなるのか」というような漠然とした問いを投げる行為は、表面上は問題を考えているように見えて実は何も考えていないに等しい。
問題提起型の作品にするのであれば、質の悪いHappyEndなどにせずに、「トンデモ結末」にして聴衆に疑問を投げかけるべきであった。
イデを見よ。
また富野をろくに理解できない者が富野の名を原作に掲げていい加減なGUNDAMを作る・・・。
あまりの下劣さに相手にする気にもならない。
富野がV以降おかしくなった理由がよく解った。
商業主義とロボットアニメに対する富野の意地の作品であった同作が、事もあろうに商業主義に良いように利用されてしまっている。
GUNDAMは人間ドラマであり、壮大な思考実験なのだ。
メカはそのおまけであり、間違えても逆ではない。
ターンエーを見よ。
主要なキャラクターのほとんどを殺さずにあれだけのドラマを展開でき、問いを深め、それに対する一つの答えを示すことが出来るのだ。
かつて「皆殺しの富野」とよばれた富野が辿り着いた極地から誰も学ぼうとはしない。
安易にキャラクターを殺すことで「お涙頂戴」劇を作り出せると思っている。
ひどいものだ。
ファーストから物語の序盤の設定をほとんどパクり、Wingからキャラクターと後半の設定をパクっただけの贋作。
贋作にしては出来が悪すぎる。
異を唱えるならばWingを見てからにしてくれ。
かの作品が戦争を如何に雄弁に語ったかが解るだろうから。
TREIZEの声に耳を傾けよ。
偽物と本物の違いに気づかされるだろうから。
アニメーションでも真実を語ることがある。
だが、残念なことに大半のアニメはそうではない。
- アーティスト: the end of genesis T.M.R.evolution turbo type D,浅倉大介
- 出版社/メーカー: アンティノスレコード
- 発売日: 2000/02/02
- メディア: CD
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このアルバムでは、1.風のゆくえ 2.はじまる波 がよい。
最近はどうだか・・・。
キャラが立つから様々に利用されてきたのだろうけど出来ることならば流されずに歌い続けていて欲しかった。
応援するに値する人物であるかは歌を聴いて決める。
貴方はアーティストなのだから。
マンダレイを借りた。
今週中には観るぞ。
追記
本日の更新で、風邪で死んでいた頃まで遡っていくつか補完している。
参考までに。