その時に備えて常に身辺を整理しておく
特に自分の気持ちの整理を入念に行う
その時に取り乱すようなことがないように
Elegantに生きるとはそういうことだ


9/30である。


2週間ぶりに参加したバドは相変わらずぬるいものだった。
だが、そのぬるさこそ自分の求めているものであることは失わずとも理解している。
そのバドは自分がいない間に消滅の危機を迎えていたらしい。
なんでも、使用していた体育館が消滅するらしい。
なんとも唐突な話だが、地方公共団体の歳出カットの波は当然自分がいるここにも押し寄せてくるのである。


そこにはなんの憤りも悲しさも感じないが、ここにきて唯一の安定要因である週末のバドを失うのはまずい。
可能な限りの協力をして、どうにか存続に持ち込みたい。
だが、まあ、自分には他人のモチベーションを高めるようなまねはとうてい出来ないから、最後には彼らの存続へのこだわりに期待するしかないだろう。
そしてもし失うようなことになれば・・・。


まあ、受け入れるしかあるまい。


大丈夫。
失うのには慣れているから。


機動戦士ガンダムSEED〈3〉平和の国 (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダムSEED〈3〉平和の国 (角川スニーカー文庫)

この作品の感想は最終巻の下にまとめて書くが、この駄目な作品の中でニコルの喪失だけは上手く書かれていたと思った。
善きものは逝く・・・の典型である。
生き残った者は醜く生きていかなければならない。