そしてまたぼくは
だれかをきずつけていく
そんなふうにしてぼくは
じぶんじしんをきりきざんでいく
かゆいところをかきむしるように


そしてまたぼくは
だれかをきりすてていく
そんなふうにしてぼくは
じぶんじしんをきりきざんでいく


そしてぼくは


喉の痛みがひいたと思ったら、今度は口内炎で上手く喋れない。
相変わらず意識が朦朧としている。
読んだ本の中身さえ覚えていない。

機動戦士ガンダムSEED〈1〉すれ違う翼 (角川スニーカー文庫)

機動戦士ガンダムSEED〈1〉すれ違う翼 (角川スニーカー文庫)

某ちり紙交換屋(この間漫画を全巻まとめて売り払ったが、1冊分の値段にもならなかった。はらわたが煮えくりかえる思いを抑えて、眉一つ動かさずにサインした。まあ、面倒だったというのが本音だが。それにしても10分の1の値段で買い取って半額で売るという佐野眞一のレポートに書いてあった方式は本当らしいな。これでこの店の呼び名は「ちり紙交換屋」に確定した。勿論独り言である)で見かけたので、ついに手を出した。
リアルタイムで数話見て、「あ、こりゃだめだ」と思ったので放置していたのだが(私がGUNDAMを見ないのは珍しい)、まさか、もしかして、実は案外読ませる話だったり・・・という期待を1ミリも抱かずに(素直じゃないんだから、もう)今まで来た。
が、まあ、駄目というにも知る必要があるだろうということでいつかは読むつもりでいた。
アニメを見るのは時間の空費だから本で読むことにしていた。
読んだ。
・・・・・・。
感想は最終巻の方にまとめるが、「これがGUNDAMなのか」と思わず愚痴らずにはいられないほどひどい出来だった。
まあ、私はイザークがお気に入りなので彼が死ぬまでは読もうかな。

あしたぼくがしかばねになっていたら
みんなでわらってくれ
そしたらぼくも
はをかたかたさせてわらうから
そしたらきっとみんな
ぼくのことをわすれない


ぼくはきっとみんなのことわすれてしまうけど