nullusは昨日から38度超の熱で死にかけているので更新はしばしご勘弁下さい。


うぷっ。
文字見ると気持ち悪い・・・。


9/30追記
風邪は土曜の朝に始まり、連休を丸々3日ごっそりと奪っていった。
始めはこのようなひどい風邪になるとは思いもしなかった。
土曜日に体調が崩れるのは毎週のことで、いつもバド前に仮眠をとることでどうにか調整していたのである。
ところがこの日は朝からなにやらのどが締め付けられる感じと、頭が沸騰する感じでまともに動けなかった。
感じからすると熱発しているのではないかと思われ、計ってみると(体温計は大学時代に風邪をひいて、体温を聞かれたときに、「そういや体温計なんてないや」と思い、さすがに体温計はないとやばいだろうと思って買った。って、だいたいみんなそうか)37度5分ほどであった。
微熱はよくあることなので(というか2日に1回くらいは毎朝微熱出ているんじゃないかな)特に焦りもせず、ただ体調の不具合(おお、不具合と言うか。さすが肉に対して厳しいねぇ)がひどかったので出かける予定をキャンセルしておとなしく寝ていた。


私が体調不良時におとなしく寝ているというのは非常に稀なる行為であるので(おいおい。それは問題があるぞ)、後にあるいはこのいたわりすぎが災いしたのかと疑うほどであったが、まあ、常識的な選択ではあった。
老いたとも言う。


ともかく、夜までには治してバドに行くのだと思っていたが、寝苦しいだけで1〜2時間ごとに目覚めては1分ほど意識を回復し、また失うという完全にうなされているモードに入っていた。
それでもバドの時間ぐらいには不調もおさまりつつあり、まあこれなら行けるかなと思って体温を計ると・・・38度を越えていた。
ありま。
微熱から本格的な熱発となって気分が落ち着いたに過ぎなかったのである。


それでも私はバドに行くつもりだった。
経験則からいって、風邪の時はむしろ行け!という判断をしていた。
たぶん1.汗をかくこと2.アドレナリンが分泌されるなど身体が戦うモードになること、が風邪の治癒にプラスに働いていたのだろう。
まあ、それだけ若かったということだろうが。


で、この日は30分ほど様子を見たあげく、バドは断念した。
理由は覚えていないが、結局見知らぬ土地(いや、東京も十分見知らぬ土地でしたぜ)で行き倒れになることだけは避けたかったのだろうと思われる。


こうして、「ただ休んで無為に時を過ごす」「リスクはとらず恢復に専念する」というおよそこの人に似つかわぬことをしたからか知らないが、翌日も熱は下がらず、正午頃ついに39度を突破した。


これには体温計をみながら笑うしかなかった。
気分は最高にハイになっているが、勿論身体は動かない。
ここまできてようやく自分がこの地に来て以来最悪のピンチに陥っていることに気づいた。
まず、熱に火照る身体をおしてコンビニまで自転車を漕いでいき、頭を冷やすものを購入する(頭部冷却剤も一人暮らしを始めてから一度も使用したことのないものだった)。
帰宅後ネットを起ち上げて(今回の風邪は頭を激しく締め付けると共に、日頃眼精疲労状態にあった眼にも大きなダメージを与えていた。具体的には眼の奥が激しく痛む上、画面や文字を見ると吐き気を催すというものである。このタイプの風邪は以前大学時代にひいたことがある。その時は運悪く定期考査期間中で本当に死にそうな目にあった。なにしろ試験なのに文字をみると吐き気がするのであるから)、休日診療を調べる。
明日までに熱が下がらなければ明後日会社に行くことが出来なくなる。
タイミングの悪いことに、明後日は自分に割り当てられた明確な仕事がある。
ただでさえ能力と経験で劣る自分がそのような最低限の仕事さえ出来ないとあれば評価を通り越して信頼すら失いかねない。
だから、明日までに治さなければならない。


幸い、翌日の朝には熱が下がり始めた。
以前に医者からもらっていた抗生物質はまったく効かず、市販の風邪薬が効いたのだ。
相変わらず頭が締め付けられるように痛いが、どうにか身体は動くので、休日診療の病院行きは見送って近くの大型スーパーまで買い出しに行くことにした。
唯一効果を現した市販の風邪薬であったが、なんと前日の夜に切れていたのである。
ふらつきながら店にたどり着き、類似の薬を購入して帰宅。
薬を頓服して眠ることでどうにか翌日の出社が可能になった。


この3日で発した(人と交わした、ではない)言葉は、うなされて起きたあとの「痛い」、39度を見たときの「ははっ・・・」、コンビニの店員の暖めますかという問いに対する「いえ・・・」という3言だけであった。
まさに必要最低限、であるが、こちらは私にとっては珍しいことではない(その分ここでまくしたてているわけだが)。


一人暮らし×風邪の恐ろしさを再感させられた週末だった。
てか。
俺の3連休を返しやがれ。


結局夏休みから1ヶ月しか持たなかった。
精神的にはまだまいっていないが、先が思いやられる。
まだ冬は来ていないのである・・・。