9/24である。
まだふらふらする。
明日仕事に行けるだろうか・・・。



9/30追記
9/23付の日記にあるように、土曜日の朝から熱が出た。


この週は頭からずっとシナリオテストを行っていた。
テストといっても項目に従ってソフトウエアを動かし、おかしな動きをしていないか確かめていくだけの作業である。
同じようなファイルを何度もアップロードして、同じような操作を何度も繰り返して、時折見つかる不具合を報告して・・・と単調な作業が続く。
解らなくて頭が沸騰するようなことは無いが、創造性が発揮される余地も皆無である。
長くやっていると次第に気が滅入ってくる。


このような作業はなるたけ早く終わらせたいと、金曜日、普段より少し粘って残りの100項目を片付け、半ば強引にテスト終了に持ち込んだ。


風邪をひいたのは、この最後の追い込みのせいか、或いは一週間の精神活動の停滞のせいか・・・。
いや、たぶん「よく眠る」ために寝る前に栄養ドリンク飲んだせいだと思うぞ。


デキる女とダメな男の脳習慣 (角川oneテーマ21)

デキる女とダメな男の脳習慣 (角川oneテーマ21)

ひどい本。
ああ、何でこんな本買っちゃって読んじゃったのかな、と頭抱えたくなるようなひどい本。
帯もカバーもでたらめなことしか言っていない。
完全に騙された。
もうこの著者の本は読まない。
この社のこのシリーズの新書も信用しない。
だってさ、「〜という話もある」ということを平気で書くんだぜ。
仮にも科学者(性科学者)が、だよ。
まともな数字は一つもなくて、あるのはこの人の偏見だけ。
養老孟司バカの壁』はひどい本だったけど、あれは専門外のことをさも知ったかのような口調で語っている(その実心理学をかじったことのある人なら誰にでも解るようなレベルの低い知識をさも自分で見つけたかのように得意げに披露している)類のひどさで、まあ本業の脳の研究はすごい人なんだろうと考えることが出来るけど、これはあんたの専門じゃないのか?
こんないい加減な人が学者をやれているから未だにこの分野は少しも研究が進まないんだ(これも偏見。だけど、どっちがましかね)


ダレン・シャン 3 (小学館ファンタジー文庫)

ダレン・シャン 3 (小学館ファンタジー文庫)

少しも賢くならない主人公。
終いに見放すぜ。
なあ、あんたが人の血を飲むかどうかと、目の前で友達の少年がはらわたをくりぬかれて死にかけているという事態とでは事の重大さがあまりにも違いすぎないか。
いい加減「客観」という視点を身につけてくれないか。
そうでないとこっちは読むたびにいらいらさせられるのだよ。


ダレン・シャン 6〔小学館ファンタジー文庫〕

ダレン・シャン 6〔小学館ファンタジー文庫〕

やっとまともにストーリーが動き出した。
これから物語は意外な展開を見せて、その結果感動の結末になるんだよな。
なあ、そうなんだろ。
そうでなければ「泣ける」物語だなんて私に薦めたりはしないよな。
・・・・・・。


若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)

タイトルで敬遠していたが、予想以上に読む価値のある本だった。
タイトルで敬遠したのは、「なんだ、最近流行の『第二新卒』のことでも語ろうってのか。きっとつまらないことをさも新発見であるかのごとく語っているんだろう。或いは『最近の若者は〜』的おきまりの結論で終わるんだろう、どうせ」と思っていたからである。
だが、これも珍しいことに人の薦めがあり、既に購入済みであったこともあり読んでみることにしてみたのだ。


若者が3年でやめるの(ちなみにこの3年というのは根拠の無い数字であることを著者は認めている。この話は先日読んだ『食い逃げされてもバイトは雇うな』に出ていた。ていうか、そんなこと暴露して良いのか?もう十分売れたからいいのか?全く、商業主義ってやつは・・・)は、何も若者に忍耐力がないからだけではない。
この国の支配層、老人どもが自分たちの生き残りのために若者を犠牲にしているからだ。
半ば挑発的な表現でこの国の危機を訴える様は、以前『プロになるための経済学的思考法』で垣間見た中谷巌の見せた若者に対する呼びかけとかぶる部分があり、強烈な印象を受けた。


尤も、「あ、この国はほっといても滅びるのか」とほくそ笑んだ自分が健全な精神の持ち主であるとは思えないが。

美しく
美しく滅びるのだ


何も残してはならない
完全に消滅するのだ


その様は神々の愛でるところとなり
人々は彼らに永遠に記憶されることだろう


愚かな神々の中で
人々は永遠の命を与えられるだろう