食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

書名:食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)
著者:山田真哉


前回の『さおだけ屋』は「目からウロコ」という表現がぴたりと当てはまるような内容であったが、今回の本はやや新鮮味に欠ける。
どうやら前回の本でネタを使い果たしてしまったようだ。
まだ若いのだから、もう少しインプットの方に力を入れるべきだと思う。
売れる内に売っておこうという戦略は解らなくはないが。
末尾に着いている会計学のTIPSと株に関する態度には得るものがあったが、数字の話なら他にいくらでも良書があるから(例えば畑村洋太郎『直観でわかる数学』)、特に本書を読む必然性はない。