8/12である。
名は体を表す。
タイトル通りである。
私はこれからありとあらゆる事象、義務、責任から逃げることにした。
それだけである。
逃げずに踏みとどまるのは、何か守りたいものがあるからである。
もとより全てのものを手に入れることを諦めていたのだから、私には「踏みとどまる」理由も必然性もない。
素直に逃げる。
改めて宣言しておこう。
私は逃げる

哲学の目的は哲学を止めることにある。

以前私がとある場所で語ったことについて、私の考えは変わっていない。
逃げることには私の哲学的にも美学的にも大いに論理矛盾並びに醜さが伴うが、それがどうしたというのだ?
私は逃げたいのだ。
だから、逃げる。


恐らく私は変わるだろう。
いや、変わらないかも知れない。
いずれにしても<わたし>には関係のないことだ。
(わたし)にとって重大なことなのかも知れないが、そもそも今回の事態は(わたし)の死(正確には消滅)への恐怖が引き起こしたのだから、やつには弁解の余地はないはずだ。
とにかく私は逃げる
結果に関しても私は基本的に関知しない。
恐らく少し明るくなり、かなりしゃべるようになり、毒をはくようになり、ますます場の空気を読むことが出来なくなり、ますます人の言うことを聞かなくなるかもしれないし、ならないかもしれないが、それは<わたし>の知るところではない。
あ、あとそれから。
私はわがままになります
これは明示的に言っておく必要のあること。
まあ、これまででも十分わがままなのだが。
総合的に言うとより食えないやつになりそうではある。
敬語は変わらないんじゃないかな。
理由はR.O.Dを読めば解るはず。


そんなつまらないことはどうでもいいんだ。