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8/12である。
この記録は意味を持つことになるだろう。
お気づきの方は多いと思うが、就職してからのこのブログの更新は主に週末、それも日曜日の夜遅くに行われている。
これは、ご推察の通り私の生活そのものが反映された結果である。
平日は研修(7月の終わりからは業務)で一杯一杯。
たまに早く帰ることがあっても、最低限の生命維持活動(私の場合は何故かこれに「活字を読む」という活動が入る)すら十分には行わず、そのまま浅い眠りに就くことがしばしば。
土曜日の午前中はなにかしらの病院通い。
夜はバドミントンで、日曜日の午前中は(最近ようやく「サンプロ」が見られるようになったが)基本的に死人。
午後に買い物に行くとだいたい休日は終わりで、プログラムをかいたか無駄な活字を読んだかの違いはあっても、ブログの更新にとりかかるのはだいたいこの時間になるというわけだ。
それでもまだこの無意味な自虐ブログは細々と(いや、十分派手だと思うぞ)続いていたわけだが・・・。
2週間の空白はそのまま2週間の精神活動の停滞を意味している。
これはどのような脚色でもその意味を包み隠すことができない歴然とした事実である。
その間に何があったか。
結論からいえば、何も無かった。
いや、正確には客観的事実だけ考慮するなら、何も特別なことはなかった、ということになる。
だが、過敏なわたしはそのようには捉えなかったようだ。
まず、配属先の製品に関する勉強会があった。
私は具体的な業務の関係上発表を免除される立場にあった(もし発表の責が与えられていたら死んでいただろう。大袈裟だが事実)。
だが、勉強不足を自認するわたしはこれを憂慮すべき行事、と捉えたようだ。
ただ座っているだけのことがなんでストレスになるのかは少なくとも<わたし>には理解不能であるが、まあ、そういうことらしい。
次に、チーム配属(業務開始)があった。
予定より3週間前倒しでのことであった。
チーム事情に依る、と聞かされればいやでも緊張する。
すなわち具体的な人員が必要という状況で徴収に遭った(この字を充てることの意味を考慮されたい)ということになる。
新人はまっとうな戦力として考えられていないことは、他でもないこの私が就職が決まった後に周囲に盛んに吹聴していたことである。
それなのに、たかだか3ヶ月の研修を経ただけで何を勘違いしたのか、ありもしない期待に応えられるだけの働きをしなければならないという強迫観念に捕らわれるようになっていたらしい。
当然知識・経験不足をそのような短期間で補えるはずもなく、解らないことだらけで不本意な働きぶりになってしまう。
後は説明する必要もないだろう。
かつて肥大化しすぎていた自己を等身大に収めることに失敗したのと同じ過ちが繰り返されただけである。
自身の能力主義的差別思想が、まさに自分の無能力を神の視点から裁くことの愚かさを頭では理解しても自我は言うことを聞かない。
先週の頭が不調のピークで、1週間に(しかも平日)病院に3回通った。
結果はこれまでと同じで、何科にかかってどのような検査を受けても「器質的に異常なし」(良くてせいぜい風邪)。
そして訴えた症状を改善するための薬の種類と量だけが積み重ねられていく。
既に薬の数だけは立派な老人級となっている(ついでに年齢も相応になれば堂々と隠居できるのだが)。
自分でも確認できるほどに頬がこけた。
結局この生き方では社会人としてやっていけないという結論にいたる。
解っていたことではあるのだが。
肉体の疲労はそのまま精神の活動力をそぎ取り、思考から柔軟性を奪う。
意欲の低下は過去の悪い習慣を呼び戻し、最悪の負のスパイラルへの道筋を用意する。
後は背中を押されるままに死の逆落としを転げ落ちていくだけだ。
君はあの闇の中で生きる決意をしたのだろう?
それがどうして破滅への道を道しるべ通りに歩いているんだ?
どうにもならなかった。
本当はどっちでもよかったんだ。
だって、僕にとって生きることと死ぬこととは同じことなのだから。
そして僕は独りなのだから。
君の理性はどこにいったのだい?
君の理性はそれが最適解だと納得しているのかい?
君の気概はどこにいったのだい?
君の気概はまだ戦える力を残したまま降参することを是とするのかい?
理性はとうに僕を見放した。
気概は中心を失って空回りするばかりだ。
でも僕はとりあえず生きることにしたんだ。
確かにそうだった。
君は今光ることが出来ずにいる。
そればかりか周りの光を吸収さえしているようだ。
君には光が必要だ。
そうだ。
誰か、僕に光を。
I'll break myselfe.
I'll do my best.
Go ahead.
Make my day.
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