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7/8である。
会社にいかない週末は何か気持ちが悪い。
なにやら面白いことを書くことを期待されているようだが、敢えて無視する。
私はあまのじゃくなのだ。
配属からしばらくはOJT。
言語の学習が続く。
研修が一人になったようなものである。
一人用のブースも与えられて、個人的には最高の環境。
一週間何をしていたかと言えば、ひたすら読んでかいていただけ。
読んだのはXMLの入門書と社内向け文書。
かいたのはレポートが少々と課題用のプログラム。
出来は今一つで効率は中の下くらい。
何故最高の環境で成果がでていないかといえば、一つは興味関心が拡散する性格(新しい用語を放っておけない)のせい。もう一つは身体が壊れているから。
まあ、両方ともデフォルトの状態なので追い込みが来てもまだ何とかなるだろう。
- 作者: いがらしゆみこ
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1997/11
- メディア: 文庫
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だから、馬鹿なのは男なんだって。
『マノン・レスコー』の例を引くまでもない。
美智子皇后 その愛と哀しみの物語 (講談社プラスアルファ文庫)
- 作者: 河原敏明,文月今日子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/10
- メディア: 文庫
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私がこの書籍を購入したのは、この国の皇族のことについて多少なりとも知識を得たかったからと、美智子妃という人個人について少し興味が有ったからである。
が、本書はそのいずれの要求も満たしていない。
美化するのは自由だが、かけた時間に見合う有益な情報を収めていてくれなければこまる。
媒体が漫画だからといって求められているものは同じ。
- 作者: 小泉義之
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2003/05/14
- メディア: 単行本
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この人は同じシリーズ『なぜ人を殺してはならないのか?』で私の好きな哲学者の永井均と対談している(ただし、その対談もあまり面白くなかった:後日談)からさぞかし面白い考えを持っているのだろうと思ったが、優性思想批判と生の権力批判に必要以上に力を入れているだけのつまらない論だった。
内容をまとめると「生殖技術による人間を含めたあらゆる生物のハイブリットを積極的に歓迎する」という要はアナーキーな思想である。
だから何だ、としか言いようがない。
私の関心は「このくだらない人類が存続することに何の意味があるのか」、という問いである。
結局社会に対する態度は「世代を重ねることを積極的に肯定する」側と「世代を重ねることに何の意味も見出さない」側の二つに大別できる。
私のように「世代を重ねることに何の意味も見出さ」ず、自身も座して死を待つつもりでいる人間にとって、人類の存続、ひいてはこの世界の存続には何の価値もなく、従って資源の枯渇やエイズ、環境問題といった人類の存続に関わる問題には何の興味関心もないはずである。
このような人間を(おそらくは多くの人が望んでいるであろう)「人類の存続」の方に持っていくためには少なくともその人以外の人が生き続けていくことにその人がなんらかの意味や価値を見出すようにしなければならないだろう。
私が愛とか生殖とか性とかのくだらないものについて哲学をすることの意味はそこにある(死について論じるのはくだらない。死とは消滅であり、それ以外の何ものでもないからである。そこから先は感情の問題で、少なくとも哲学の対象ではない)。
私はその次元での議論を望んだのだが、的外れだったようだ。
今週は本に恵まれなかった。
今週これだけ余裕があっても、技術系の書籍は一冊も読めていない。
しばらくは興味関心を封印して必要な技術系の書籍を読まなければならないだろう。
苦痛といえばそのぐらい。