■
7/1である。
記録のため。
本日をもって研修が修了し、月曜日から配属先に移動となる。
といっても、しばらくはOJTだから、研修が続くようなものである。
始まりの頃には必ず挫折するものだと固く信じていたものだが(わたしや「わたし」はこれまで100%の確率で<わたし>の期待を裏切ってきた)、私はまだここにいる。
だからといってこれは私の勝利を意味しない。
何故か。
研修はただ終わっただけだからだ。
そもそも私が間違っていた。
成功も失敗も達成も未完もない。
始まりがあって終わりがあり、終わりが次の始まりとなる、それだけのことだ。
人は何故意味のないものに意味を付けたがるのだろう。
たぶん既に消化試合に入っている私とは世界の見え方が違うからなのだろう。
この間の溝は埋まることはないだろう。
なぜなら当の本人がせっせと溝を掘っているのだから。
とにかく、研修は終わり、OJTが始まる。
何の意味もない。
ただそうなるだけだ。
- 作者: 照屋華子,岡田恵子
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 37人 クリック: 962回
- この商品を含むブログ (240件) を見る
そもそもその人とは問題としていることが異なるからである。
組織だとこれに「最大公約数的解」という恐ろしく無駄な要素が加わる。
それがこれまでの私の持論であった。
が、この書籍は良い。
論旨が単純明快で、例が秀逸、方法が具体的で整理されている。
他人に何かを説明する機会がある者(というとはほとんど全ての人だが)にとって有益な書であることは間違いない。
優れた書籍を読むときの常で、付箋をびっしりつけた上で要約を作成した(A4×8枚)。
所望される方は連絡されたし。
khusurenadakakka@yahoo.co.jp