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↑6/29である。
記録のため。
進むべき道は決まった。
後は粛々と歩を進めるのみ。
胸を張って歩こう
刑場に向かう死刑囚のように nullus
- 作者: カトリーヌ・ヴィダル,ドロテ・ブノワ=ブロウエズ,金子ゆき子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/06/15
- メディア: 新書
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全くの期待はずれ。
この論の趣旨は「脳は可塑性・可逆性を備えている」の一言である。
それならその旨とその論拠・証拠の提示だけで済む。
何も新書一冊にする必要もない。
「反論したいもの」があり、「結論」があらかじめ決まっていて書かれたような書籍。
著者が批判する「政治的」という言葉がまさにこの書籍に当てはまる。
確かに反論の対象となるものは「非科学的」だと証明されうるが、人々が求めているものは精緻な科学ではなく、納得のいく(そして面白い)「物語」の方である。
必要なのは物語であり、「科学」ではない。
灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI (池袋ウエストゲートパーク (6))
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: 単行本
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前作までは読める内容であったが、今作には本来この作品が持っている魅力が感じられない。
主人公は破竹の勢いで調子に乗り続け、巻き起こる事件からはあの鋭い社会批判が失われている。
このシリーズももう限界だろう。
次作のタイトルは既に知っている。
とりあえず次作までは読む。
私が作者なら、次作で一度(あるいは永久に)このシリーズを終わりにするところだが・・・。