歯の治療を始めた。
業務時間終了後、報告書を仕上げてから自転車をとばしていく。
昨日は間に合わなくて、報告書を放置して歯医者に行き、自転車をとばして戻って、締め切りの3分前に仕上げた。
麻酔を打たれて歯を砕かれて痛みを感じ、残念ながらまだ生きているのだということを文字通り痛感した。


胃腸の調子は相変わらず最悪。
疲れもたまってきたようだ。


来週は最後の(?)試験である。
勉強はまだしていない。
課題だけが順調に進んでいる。


名著『動物化するポストモダン』の続編にあたる。
前作と異なり、扱っている作品がマイナーすぎて(?その筋の人に怒られそうだな)、最初はなかなかページが進まなかった。
内容も前回の総論から各論に入り、抽象度が低下したためあまり面白くない。
これは外したかな・・・と思っていたが。
中盤から話が面白くなって来て、最後は見事に日本的文学論にまとまっていた。
お見事。
ただし、この人自身が完全な「ヲタク」であることも今作で明らかになった。
だって、ねぇ。
分析するためにこれだけのものを読んだりプレイしたりしているわけでしょう。


1ポンドの悲しみ (集英社文庫)

1ポンドの悲しみ (集英社文庫)

うーむ。
石田衣良の妄想がぎっしり詰まっている。
悪い妄想ではないんだけどね。
今ひとつリアリティに欠ける気がするね。<リアルの世界に興味のないあんたに言われたくない>

やさしいものは
とてもこわいから
泣いてしまう
あなたはやさしいから
誰にも傷がつかないようにと独りでなんて踊らないで
どうか私とワルツを


私とワルツを by鬼束ちひろ