12/30である。
記録のため。


この日は朝からひどい雨であった。
それは前日の天気予報でも解っていたことだ。


普通このような日は無理をしないものだ。
可能ならば家でじっとしているのが賢い。
働く身ならばそれも不可能なことではある。
だが、しかし。
駄菓子菓子
・・・・・・。
今日のギャグはさえないな。


雨が降ったという程度で行かなければ、これから先ほんの少しの困難で、わたしは行くことを拒み続けるだろう。
それはやはり美しくない。
そこで無理を押して行くのである。
状況の中に身を投じることこそ大事なのである。
・・・・・。
サルトルを読みすぎたかな。


それで肝心の教習は・・・。


雨で自転車が動かせず、徒歩で行くことに。
家を出るのが遅れて、ぎりぎりで到着。
着くまでに靴と靴下が絶望的状態となる。


学科の授業の後。
修了検定の模擬問題を演習する。
結果・・・。
44/50
あと1点で合格。
「追い抜き」と「横を通り過ぎる」の違いが分かっていなかっただけの話。
予復習をしていない割にはまあまあな出来。
筆記はなぁ。
問題ないんだよな。


1コマ目が「バック」の練習。
「はーい、窓開けて♪」
Σ( ̄ロ ̄;
よりによってこんな日に。
車を降りると水深15cmはある水溜りにはまるし。
体が冷えて言うことを聞かないし。
死にそうな思いで50分を過ごす。


次のコマは「狭路」の通行。
Σ( ̄ロ ̄;
またよりによってこんな視界の悪い日に。
ただこちらは窓を開けなくて済むだけましだった。


「まあ、感覚は悪くないから」
と言われるが、ちっとも自信にはならない。
たぶんダメ出しすると必要以上に恐縮するのを知って、とにかく誉めて自信を持たせようという作戦に出たのだろう、と考えてしまうからである。
こう言うのを下司の勘ぐりというのだ。
素直になればいいのにね。


死にそうな気持ちで教習を終え、以前から約束していた会に参加するため成城学園前駅へ。


冷たい風雨の中、忠実な荷物持ちの任務を果たすnullusであった。

雨ニモマケズ風ニモマケズ
ミンナニデクノボートヨバレ
サウイウモノニワタシハナリタイ           宮沢賢治