"小休止"

やることは鬼のようにあるが。
取りあえず自宅の椅子に30分以上座れることをこう呼ぶこととしよう。
本日はバイト先の書類を仕上げる予定のため、本日中に帰れるか分からない。


夏、らしい。
うだるような暑さとはこのことに違いない。
さすがヒートアイランド


夏休みなんてただの怠惰だ、何て思っていた時期もあったが、考えてみるとこの暑さ、冷房無しでまともに稼働するのは難しい。
スポーツはともかく、知的活動をするための冷静さを考えると冷房は必須だ。
冷房の無い時代はどうしていたか?
休んでいたに違いない。
少なくとも活動のスピードは落ちていたはずである。
まわりもそうだから問題はあるまい。
今は逆に冷房があるから休むわけにはいかない。
皮肉なものである。


何が言いたかったかというと、夏は金がかかる、ということである。
具体的には冷房と水。
省エネ生活を自負する私としては(いつからそうなったのだ?)、自分の浪費振りが我慢ならない。
冬に暖房をつけないのはただの馬鹿である。
だが、夏は冷房がなくてもやってはいけるはずだ。
勿論それは理想論で、まわりが稼働しているのに自分だけ活動を停滞させる訳にはいかない。
それは会社に行くのに電車を使わないサラリーマンと同じぐらい馬鹿げている。
まあ、私はコーヒーさえ飲めればいくらでも働きますけどね(ウソ)。


まぁた、本を買ってしまった。
ラケットを直しに行った街にBOOK ○○Fがあるのがいけないのである。
ハードカバー・文庫合わせて五冊。
世界史・美術史・教育・地域史・社会学である。
しめて2600円なり。
店員が1000円の書籍を100円で計算していたが、間違いを指摘しておいた。
別段正義感がそうさせたのではない。
そんなところで得をしたなんて思う自分の小ささが嫌なのである。
私のような性格は貧乏には向いていないのだろうな。
しかし肝心の金は無いのである。


終に夏休みで読む本が3桁にのった。
夏休みの日数より多い。
自分の計画性のなさにほとほと愛想が尽きてきた。