マスはステレオタイプに当てはめるのがお好き
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/04/05
- メディア: 雑誌
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■評価:可
情報:○ 新規性:△ 構成:△ 日本語:○ 実用性:○
難易度:易 費用対効果:△ タイトルと内容の一致:○
お勧め出来る人・用途 :成績が上がらなくて悩んでいる営業職の人・TPOにあった営業手法の基本について学ぶ
お勧めできない人・用途:ある程度成功していてより数字を伸ばしたいと思っている営業職の人・飛躍的に売上を伸ばす秘訣を探り出す
■所感
あまり大きな期待をしなければそれなりに得るものはある。
上述の通り、「ウルトラC」を期待すると裏切られるので注意。
本書の特集はあくまでそれぞれの状況や本人の特性に合わせた営業手法である。
基本を固め、自分のスタイルを確立するための参考情報とすると良い。
それにてしても。
神田さんがおっしゃっていることは相変わらずよくわからないな。
天才の手法はちょっと一般人が真似るのは厳しいのではないか。
しかし、その神田さんを師と仰ぐ勝間さんの薦めている内容は、一般人でもすぐに実践できるものである。
このあたりが勝間さんのすごいところ。
色々とネガティブな評価がなされる方だが、私は(性格や文体は別にして)結構まともなことをおっしゃる方だと評価している。
営業職の方は一読の価値有り。
営業職でなくても、ITが発達した「今時」の営業がどういうスタイルになっているかをしるためにも、ざっと眺めてみるといい。
(「草食」やら「肉食」といったバズワーズに惑わされないこと)
他には野口さんがkindle,ipadの電子書籍について述べた記事があったが、これはなかなか示唆に富んでいてよかった。
「絶版本を電子書籍で提供」という提案には大賛成であり、立派なビジネスにもなると思う。
ベゾスさん、いかがですか。
■読了状況
特集ならびに野口さんの記事