はまっている人がいたら救い出してあげよう

キャバクラ嬢の作法

キャバクラ嬢の作法

書名:キャバクラ嬢の作法
著者:酒巻明子


■評価:優
  情報:○ 新規性:○ 構成:○ 日本語:○ 実用性:◎
  難易度:易 費用対効果:○ タイトルと内容の一致:○
  お勧め出来る人・用途 :男性の心理を掌握したい人・男性心理について学ぶ
  お勧めできない人・用途:接客術を学びたいと思っている人・接客術について学ぶ


■所感
 タイトルからしても、男性心理について記述されているのは当然のこととして、意外なことに、本書には(1箇所だけだが)結婚生活を長続きさせる秘訣が記されている。
 (詳細は読書ノートにて)
 これだから乱読はやめられないのだ。
 (そして無駄な知識だけが蓄積されていく・・・)


 男性が読んでも十分に得るところのある良書であるが(むしろ男性の方が読むべき書であるような気もする)、「攻略本」ではないので、お間違えなく。
 また、本書の知識をキャバクラ嬢にひけらかしたところで、何も得るところはないことをあらかじめ忠告しておく。
 (いったい誰に?)


 また、帯にあるような「接客術」の勉強手段としては本書はあまり役には立たない。
 念のため。
 だって、ねぇ。
 ビジネスの現場でこれをやってしまったら叱られますよ。
 確かに喜ぶ人はいるかも知れないけど・・・。

 
 それにしても。
 キャバクラ嬢も大変だ。
 人をヨイショする仕事なんて半年も続かないよ。
 営業さんと同行するようになってから、よりそう思うようになった。
 ただでさえ人の相手をするのは疲れるというのに。


■読了日
 2010/02/20