東京レポート6-8

インプット、アウトプットの質・量及び勉強の進度から見ると、時間はあまりにも短い。
だが、単に時間を過ごすという点だけみると、1ヶ月という期間は意外にも長く感じる。
贅沢な時間を与えられている訳であるが、どうしても「有意義にすごさなければ」という強迫観念から逃れられることが出来ない。


たぶん、恐らく、仕事には復帰できるだろう。
だが、胃腸の調子が回復することは現在のところ絶望的で、このまま戻っても、またしばらく経てば同じような行き詰まりにぶつかって逃げ出す可能性が高い。
どうにかしたいという思いはあるが、それを打破する道をまだ見つけられずにいる。
(まあ、そもそもそんなもの探してはならない、というのが医者のアドバイスで、「思い切り遊んでこい」というのが人事の指導だったわけであるが)


それにしても。
書店立ち入り禁止じゃなかったっけ?
あんた、本当に本で身を持ち崩すぞ。
毎日のように支出の記録をつけ、残高と残り日数から導き出した試算と睨めっこしているが、それでもこの人間の浪費は留まる様相をみせない。
ついにまた、食費を節約して書籍代を捻出しだしたようであるが、それが今回の目的に大いに反していることを理解しているはず・・・だというのは勘違いで、やはりわかっていないらしい。
この人に財布を持たせてはならない。