腹をかかえてうずくまりそうになった。
胃にダメージ直撃。


蒸し暑い中で、実力がそう違わない3人で、2対1形式のゲーム。
7点先取のローテーションだが、2周目を終えた時点で胃の中のものを全て戻してしまいそうなくらい強烈な吐き気と胃の痛みを感じた。
実力差のほとんどない2対1は、結局集中ノックを受けているのと同じ状態。
最初の基礎打ちで私は、2人を相手に連続スマッシュ左右打ち分けをやっていたから、さすがに限界だったらしい。
あと2,3本続いていたらギブアップしていたが、どうにか踏みとどまって最後までやり通した。
(胃痛は密かに胃薬投与して抑えた)<そんなくだらない矜持は早く捨ててしまわないと身を滅ぼすぞ>
いや、本当に、死ぬかと思った。


というのはその場だけでのことではなく、帰宅後(帰りの自転車から家までは気力で持たせた)、しっかりと強烈な腹痛となって襲いかかってきた。
しかし、勉強会開始まで15分もない。
シャワー浴びるのも諦めて、その場にうずくまったまま着替えだけなんとか終えて、痛む腹抱えたまま勉強会に臨んだ。<いや、素直に腹痛いから休むと言えよ>


結局この人はこうやって自分の体を痛めつけ、痛めつけては痛めつけているのである。
マゾヒストなのではない。
見栄っ張りなのだ。
加えて負けず嫌い。
がんばるのは悪いことではないが、いい大人が自分の体の調子を無視して無理すんなよ。