庵野らしいペシミズム

読了は6/23


書名:シナリオ ラブ&ポップ
著者:薩川 昭夫, 庵野 秀明


村上龍原作を映像化した、庵野初の実写作品、のシナリオ。
何で映像見ないんだよ、あんたは。


原作がきちんとチェック出来ていないが、庵野らしい仕上がりになっているのは間違いない。
最後のオチの部分が非常に良かった。


庵野の現実に対する視点というのは非常に透徹であると感じる。
自分も彼と同じ世界を見ているような、彼の作品を読む度にその思いが強くなっていく。
・・・シンクロ率が・・・・・・。


私のように活字中毒でもない限り、敢えてシナリオの形で読む必要はないので、興味のある人は映像を視るとよいと思う。