東京レポート4-1

ぎりぎりまで荷物の整理をしていた。
心配性の私は、出立の荷造りに時間がかかる。
まして、旅行ともなれば、2〜3時間で済めば良い方。
キャンプや海外旅行じゃあるまいし。
そのくせ、紹介したい本だとか、配布したいプリントだとか、読みたい本だとか、そういうことばかりに気がいって、肝心なものを忘れるのである。
今回は、出立前に忘れ物が気になって、せっかく詰めたラケットバッグをひっくり返し、また物を詰め直して慌てて家を飛び出した。
で、結局、肝心のシャトルを忘れてきたのである。
(おかげでこの日のバドミントンは悲惨な結果となった)


空港まで自転車飛ばして汗だくになり到着。
着替えて荷物整理して、飛行機に乗る。
・・・慣れてしまっているのが無性に嫌だ。


東京着。
一息つくまもなく、ホテルに向かう・・・が。

コートがとれません。

とのメールが。
あれま、あらま、やっぱり(失礼)そんなことになりましたか。
どうやら東村山に場所を移すよう。
東村山といえば、何を隠そう、私のホームグラウンド。<5年住んでいただけだろうに>
ちょうど電車の中だったので、先に行ってコート抑えようとホテルに寄らずに空港から直行。
駅から20分近く歩いて、ようやく体育館に到着。
(バスが出ていたようだが、この人がそんなものに目をくれるはずもなし)
ところが。

2人以上いないとコートとれません

ぎゃぴ。
せっかく強行してきたのに・・・。


で、肝心のお仲間は・・・。
連絡つかず・・・。
とりあえず、キャンセル待ちに記帳はさせていただいたものの、1つ、また1つとコートは埋まり・・・。
ついに全滅。
時間も小1時間経過して、私の時間の方もだいぶ怪しくなってきた。


結局、皆様が到着した頃にはコート空きはなし。

45分待ちです

とか。
運良く未使用のコートが1コートとれたので、そちらに入れてもらって、どうにかコートは確保出来た。
が、今度は・・・。

シャトルがない

先述の通り、私は自宅に忘れてきた。
しかし、誰1人、1本も持ち合わせていないとは・・・。
一応、布シャトルが数打あったので、それを使って、バドミントンらしきものは出来た。
思わぬアクシデント続きで、すっかり興をそがれていたので、私の方は完全に上の空だった。
せめてシャトルを忘れていなければ・・・。


バドミントンはさんざんだったが、久しぶりに旧知の方々とお会いし、近況を報告しあうことができたのは、何よりだった。
特に、ほとんど4年ぶりくらいに、元生徒の方とお会いできたのが嬉しかった。
(その方は、私の未熟さから、希望する学部への進学に失敗してしまっていた。それ以来お会いしていないので、とても気にかかっていた。今回、お会いしてお元気そうなので安堵した。大手に就職されたとのことで、現在SE(研修中)とのこと。・・・半年前にお会いできていれば止めとけと言えたのに。文系SEは思いの外厳しいぞ。ただ、その方もずっとそれを続けるつもりではないとのことだったので、その点だけは安心した。がんばれ。間違えても私のようにはなるなよ)


で、結局、その場には予定よりも30分ほど長くいて、抜けさせてもらった。
今回はスケジュールが超過密なのである。


急いでホテルに帰る。
ちゃっかり、駅ナカで、名物(?)のタイ焼きをgetしつつ。


チェックインもそこそこに、ホテルを出る。
きっかり30分の遅刻の計算。
向かった先は、新宿。
目的は・・・じゃないよ、さすがに今回は。
同期の方が一席設けてくれる(怪しい店じゃないよ、念のため。ていうか、同期を接待してもしょうがないでしょ)とのことだったので、およばれにいったのである。


で、4人の同期が集まったのだが・・・。
東京(今回呼びかけてくださった方)、徳島、徳島、徳島。
あらま。
たまたま東京に用事で来ていた方、たまたま休みで地元に帰られていた方、そして、休みとなると決まったように毎度上京する私、と偶然が重なったのである。
まあ、それもよかろう、ということで、和やかな飲み会の席。
私は、相変わらず胃腸君がダメダメだった(その前のバドミントンの時からおかしかった)ので、野菜など、害のなさそうな(失礼!)ものをちょこちょこといただいた。
まあ、いつもの通り。
まだ皆年期も若いので、話の内容は仕事の内容が中心(これが年が進むと社内人事の話ばっかりになるんだとさ。おおこわ)。
忌憚のない意見交換が出来るこのようなときに、同期がいることの大切さを強く思わせる。
のんびりとした、よい会食であった。
セッティングの労を担ってくださった幹事の方に感謝。


この日は、1次会のみで、そのまま素直にホテルに帰って・・・寝た、んだよな、たぶん。
(この後の記憶はない。いや、まったく飲んでいないのだが・・・)