2/28である。
この日はまた車に轢かれそうになった。
最近薬のせいか、花粉のせいか、それとも本当にぼけたのかしらないが、ぼーっとしていることが多い。
かといって、神経の過敏が(勿論相対的には改善しているのだが。そうでなければ薬なんか飲まない)改善しているというわけではない。
苦しみはそのままに、ただひたすらぼーっとしている。


前方左手に右折車があって、当然こっちには気づいているものと思い、またこちらが本道だったので直線優先だろうと(この点は微妙。たぶん正しい。左側優先は同じくらいの道路幅だった場合だったはず)、そのまま進もうとしたら、向こうはまったくこちらを見ていなかったらしく、そのまま出てきた。
こちらはそれも一応予測していたので上手くかわして何を逃れたが、もう少しぼーっとしていたら間違いなくはねられていただろう(勿論私は自転車)。


運転手が何か言って来たが(それが謝罪なのか罵声なのかどちらかは聞き取れなかった。どっちでもいい)、「ああ、もう少しぼーっとできるようになったら死ねたのかな」などとつまらないことを考えていたので気にならなかった。
前日は花粉症らしき弱い症状と(眼の痒み)鼻風邪らしきやや強めの症状(喉の不快感、鼻水・鼻づまり、くしゃみ、熱っぽさ、だるさ)が出ていたが、この日は腸の動きが最悪だった(ので、きっとこれは風邪で、風邪の症状が腸まで降りてきたのだと意味の解らない勝手な解釈をしていた。後にこれはアレルギーだと判明する)。
同時に気持ちの落ち込みが臨界点を超えていて、いつでも線路に飛び込めそうな危険な状態だった。


もしもこの日に書こうと思った通り、このブログを書いていたら、相当病んでいる文章を見ることができたのだろうが、残念ながらこの日の落ち込み方はブログ執筆まで手が届かないところまで達していたようだ。
今となってはそれを知る術はない。
このふさぎ込みは、翌日KOKIAに癒され、さらにその翌日眼が開かないレベルのアレルギー反応が起きて危機に陥った時にはいつの間にかなくなっていた。
が、久しぶりに危険な状態に陥っていたのだということは記録しておく。
何の役にもたたないけど。