書名:小説 キングダムハーツ チェイン オブ メモリーズ《ソラ編》上
下 《リク編》
著者:金巻ともこ, 野村哲也, 天野シロ


また、何読んでんだか。
朝、死んでいたので、だらだらしていたら、読み終えてしまった。
感想は、まあまあ。
ちょっと、とって付けた感があるね、チェインオブメモリーズって。
あまり練られてはいないようだ。
話の筋としては悪くないんだけど(ナミネを軸とした物語展開のこと)、なんか、頭悪すぎないか、この悪役たち。


ナミネの部分を除けば、どちらかというとリク編の方が面白かった。
まあ、こっちの方が感情移入しやすいというのもあるのだけれど。


なるほどね、そういう話が間に挟まっていたのね。
どうりで?がよく解らなかったわけだ。
個人的には「物語」がようやく繋がって満足。


書の評?
まあ、この物語を知りたいという人の要求は満たせるんじゃないかな。
多様な視点から1つの物語を語るのは実は難しいんだけど、その点は上手く書けていると思うよ。
レプリカの心理描写もなかなか上手いと思うし、徐々に記憶がすり替えられていくという現象の表現もなかなか上手いものがあった。
個人的には○。