腸が死んだら、人は死ぬ―整腸が人類を救う

腸が死んだら、人は死ぬ―整腸が人類を救う

書名:腸が死んだら、人は死ぬ―整腸が人類を救う
著者:村田博司


[8/28 追記]
タイトルや帯の文句は基本的には考慮しないことにしている。どうせ売るための宣伝文句に過ぎないのだから(嗚呼、岩波文庫のように素晴らしい内容の説明が書かれた帯を見ることはもうないのか)。


で。
評価としてはまあまあ。
胃腸の健康に関してまったく知識がない人が読む分には収穫が大きいであろう入門書の位置づけ。


私自身は普段から(まあこの体ですから)いろいろ調べたり、本を読んだりしてきたのである程度の知識はあった。
その立場から本書を評すると、「まあまあ」となるのである。基本事項ばかりだが、一貫性があり、解りやすい。
新しい情報もある。


具体的に私の病気に良さそうな対処法は見あたらないが、とりあえず就寝前(2時間前!てことは、22:00より後に帰った場合は夕食抜き!!!)には出来るだけ食べない方が良いということがわかった。
(それを実践したからかどうか解らないが、現在体重が5kg落ちたままだ(8/27))
後は、朝起きたときには冷たい水を飲む、とか。


胃腸は最終的には誰もが気にしなければならない大事な臓器であるし、病気になる前から気にしていた方が良いので(これは経験者が語るのだから間違いはない)、1度はこの類の本を読んでおくことを強く勧める。
で、「この類の」の中では秀逸な部類に入るので、どうせなら本書を読むと良い。
・・・。
別に著者からお金を貰ったわけではないよ。