帰ってきた空飛び猫 (講談社文庫)

帰ってきた空飛び猫 (講談社文庫)

書名:帰ってきた空飛び猫
著者:アーシュラ・K.ル=グウィン, Ursula K. Le Guin(村上春樹:訳)


帰ってから夜中に続編を読んでみた。
(ちなみに前編は昼休み中に読んだ)


まあ、正直あまり面白くなかった。
前編と同じくらいのボリュームで、前編よりも物語としての内容と完成度が低い。
解説を読む限りでは、この作品の方が示唆に富んでいるようだが、問題はあくまで物語である。
(『星の王子さま』のような作品はまた別。あれはそもそも大人向けに書かれたファンタジー)
せっかく猫に翼が生えたのだから、もう少し面白い物語を展開して欲しかった。


まあ、2冊合わせて30分もかからないから、気分転換に読むくらいならいいんじゃないかな。
アーシュラ・K・ル=グヴィン、別の作品に期待。


追記
あ、なんだ。
まだ続編があるのか・・・。
・・・いや、それだけ。