空飛び猫 (講談社文庫)

空飛び猫 (講談社文庫)

書名:空飛び猫
著者:アーシュラ・K.ル・グウィン, Ursula K. Le Guin, S.D. Schindler(村上春樹:訳), S.D.シンドラー


村上春樹の作品の中で言及されていた(?違ったっけ?)ので買って読んでみた。
感想は・・・特にない。
強いて述べれば、いいなぁ、夢があって、といったところか。
いや、アーシュラ・K・ル=グヴィンって深い内容の作品を書く作家だと思っていたから(といっても『ゲド戦記』読んだだけなんだけどね)意外にあまり内容のないのびのびとした作品で拍子抜けしただけ。


いや、いいんじゃない。
猫が空飛んでも。


まあ、鳥たちが会議して「不公平だ」と言ってみたり、フクロウに襲撃された怪我の後遺症が残ったりと一筋縄では行かない辺りにル=グヴィンの力量を感じたけど、それだけ。