フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B)

フリーペーパーの衝撃 (集英社新書 424B)

書名:フリーペーパーの衝撃
著者:稲垣太郎


よくまとめられたレポート、といったところ。
「よくまとめられた」というのはレポートとしてはという意味で。
新書としては少々冗長。
内容に関しては取材した内容がほとんどで著者のオリジナリティはほとんどない。


私の中では「フリーペーパー」= R25の図式があり、本書購入の目的もそれだったが、目的を果たせたので満足。
R25のコンセプトが想像以上に練られたものであったことに驚いた。
なるほど、それで木曜の発行だったのか。


ちなみにここではとんとR25にはお目にかからない。
以前上京したときにウェブで読めることを知って、それ以来毎週チェックしてはいるのだが、やはり冊子として手に入れたい(そして電車の中で読みたい。嗚呼、電車のある都会に帰りたい)。


・・・・・・。
話が逸れた。


本書は特に目立つ特徴はないが、フリーペーパーというビジネスモデルについて一通りのことがまとめられているので、一読の価値はある。
勉強のつもりで読むとよい。