ブッダは、なぜ子を捨てたか (集英社新書)

ブッダは、なぜ子を捨てたか (集英社新書)

書名:ブッダは、なぜ子を捨てたか
著者:山折哲雄


不可。
ダメダメ。
読む価値なし。
時間の無駄。<はい、4行>


どうしてこう、仏教を扱っている新書は内容がないものばかりなのか。<おい、4行じゃないのか>
(五月蠅いなあ、書かせろよ)
やはり宗教の神髄を言葉で語ろうとするところに問題があるのか。
言葉で語ろうとしているものは三流で、本当に悟ってしまった人は既に言葉を超越しているのだろう。


そんなことは解ってるって。
タイトルが哲学的だったのでつい惹かれて買ってしまったのだ。
そして貴重な時間を費やして読んだ。


タイトルと中身が合致しているか(最近の新書のタイトルがいかに出鱈目であるかはさんざん書いた。もう書かない)という点に関しては0点である。
本書は著者が自分の関心の元にひたすら書きたいことを書き並べただけの自慰的書物である。
読むだけ時間の無駄。
中身もない。


強いて効用を挙げるとするならば、仏教の勉強になる、というところぐらいだが、掲載されている内容は断片的で統一感もなく、重複も多くて効率が悪い。
希に見る悪書の1つ。