東京レポート2-2

さて、と。
1週間もすると感動が薄れるな。
ちょうど良いか。
書きすぎずに済む。
よっしゃ、事実だけをつらつらと。


朝からアキバ行き。
目当ては夏に失ったデジカメの再取得。
まあ、カメラなんかいらないと思っていたのだけど。
写真は

  1. 撮られるの
  2. 見るの
  3. 撮るの

の順で嫌いである。
写真に写っている自分を見るのってぞっとしない?


とにかく、朝から電子の街に繰り出す。
以前はその凄まじいまでのピンク色にかなりひいていたのだが、今回はそうでもなかった。
ややヲタク色が引いたか?
今回は秋葉原駅に行かなかったからだけなのだろうか。


アキバへのアプローチはいつもここからと決めている。


なぜ湯島聖堂?
いや、まあ、何となく。
あの街の雰囲気に飲まれないようにおまじないというか・・・。
単に中央線快速に乗ってお茶の水で降りるのが早くて便利なだけ、なのだろうけど。


デジカメ1つ買うのにわざわざアキバくんだりまで来るのには訳がある。

  • パソコンとその周辺機器を必ずそこで買うという行きつけの店がある
  • 中古商品を扱っている(買い取りもしてもらえる)
  • ついでにパソコンや周辺機器を見ておける

など。
決して中世の遺物(なのか?既に日本文化になりつつあるぞ)が目当てではない(そうしつこく書くとかえって怪しまれるよ)<いや、多分ネタに困っているだけなんだろ>。


色々見て回って結局4時間超うろうろしていたので、「あわよくば神保町まで・・・」は断念しなければならなかったが、最近のハードの価格事情など分かって良かった。
このパソはもうロートルなので去年辺りから買い換えなければならなくなっていたのだが、いかんせん予算が・・・。
あのさ、書籍代節約すれば3か月としないうちに1台くらい買えるよ。
問題はモチベーションだろうね。


それにしてもデスクトップって最近流行らないのだろうか?
或いは皆ネットで買っている?
あまりにも展示が少ないのでがっかりした。


で、肝心のデジカメ。
一応中古(勿論新品でも)で3万くらいまで、という感じで探したのだが・・・。
意外に安い。
実はしばらく見ないうちに価格帯が1万ほど低下していたのだが、それに気づいたのは購入後。
もうなんていうかほとんど
ど・れ・に・し・よ・う・か・な
状態。
○ONY製は付属品や周辺機器が独自仕様で困るのでやめようと思ったのだが、結局費用対効果+ブランド(保証とか周辺機器の在庫とかあるので素人には結構大事な要素)を考えた結果、SO○NY製の2005年ものを中古で買うことにした。
当初予算の半分くらいに収まり、やや得した気分・・・。
だったのはその後で新品のデジカメ群を見るまで。
上述のように実は自分が知らない間にデジカメも価格破壊の波にのまれていて、購入額に気持ち乗せれば新品でスペックが高いものが買えたという事実にがっかり。
マタヤッテシマイマシタネ


失敗の要因は、

  1. この時点でまだ古書の購入が済んでおらず、なるたけ安く済まして本に回そうとしたこと
  2. あわよくば携帯音楽プレーヤーも買おうとしたのでやはり安さにこだわったこと

である。
結局結論からすると、節約した分本は買えた。
携帯音楽プレーヤーは、iPodtouch意外は全て費用対効果が見合わず、iPodtouchを買う予算を用意していなかったので 断念。
という感じ。
まあ、まあ、お金ないからしょうがないよね。


夜は飲み会なのでとりあえず戦利品を抱えて一度ホテルに帰還。
一休みして高田馬場に繰り出す。
今日は「大隈塾」の同期の方々と飲み会のお約束。
彼らは今年卒業・就職の方が大半で、まだ1か月だけどきっと面白い話を聞かせてもらえるだろうと期待していた。
ちなみに「大隈塾」とはこんな感じ(自分が作ったサイトは閉鎖しました。すみません)。


久しぶりの電車なので時間がつかめず、遅れるのではないかと冷や冷やしたが、実際には10分前についた。
とりあえず店まで行ってみるが、だ〜れもおまへん。
まあ、うちは大物揃いですから。
で、外に出て普段通り本を読みながら待つことにしたのだが・・・。
一番最初に表れたのは誰であろう・・・
き、○井先生!!
もしかするといらっしゃるかもと伺ってはいたが、まさか本当にいらっしゃるとは。
しかもお一人でぶらっと。
だ、大丈夫ですか?
狙われたりしないんですか?(なんでや)


先生のご登場に感動していたら、もう1人、今回の幹事の登場。
ようやくお店入り。


まだみんな研修かな〜。
大変なんだろうな〜。
と呑気なこと考えていたら、とんでもなかった。
研修中の方も多かったが、それぞれもう立派にお仕事始められているようで、しかも色々と御活躍のようで。
そりゃ、ま、就職先もマスコミ(お1人は仕事がお忙しいようでお会いできなかった。残念)とか金融とか凄いとこばっかりですから。
さすが、エリート養成塾を卒業された方々。
格が違うね。
どっかのへぼプログラマと違ってさ。


まあこの本オタクに出来ることは役に立ちそうな本を紹介するぐらいだったので、梅田氏の『ウェブ時代 5つの定理』と野口氏の『戦後日本経済史』の2冊を紹介させていただいた。


私は、といえば、とりあえず「ビジョナリー」なるものを目指す、と述べたものの、それは単に梅田氏の著書の受け売りで、個人的には、仕事にはそんなに力を入れるつもりはない。
この業界で、もしなれるとすれば・・・というぐらいの甘いあま〜い見通し。
それなりに努力はしてみるけどね。
ま、専ら私の活動領域はネット上に作るつもりなので。
とりあえずは7月まで(気がついたらもう3か月無い!!!)に「物語論」を。
あ、ブログ読んでくださっている方、左袖のアンテナのリンク先は今のところ全て自分が手がけているHP・ブログの類ですのでよろしければ(何こんなところで宣伝しているんだよ)。


皆も2か月ぶりくらいの再会だったらしく(私は短い人で半年くらい、長い人だと1年数ヶ月ぶり)、話は盛り上がり、会は3次会まで突入。
明るい話題が多かったが、やはりなによりも彼らの若さとエネルギーに圧倒されることしきり。
流石です、皆さん。
その勢いで出世して私を掃除夫にでも雇ってください、ええ。
(卑屈になっている暇があるなら努力しろよ)
いや、卑屈とかそういうことではなく。
人にはそれぞれ役割というものがあり、少なくても私の役割は表の舞台にはない(しかも体に難を抱えているので自分を鍛える場に身を置くことが出来ないので大成しない)というのは既に決まっていること。
かくなる上は皆様の御活躍こそが私の楽しみであり、出来ることならばそれに少しでも貢献したい、と。
心からそう思うのです。
皆さん、ガンバ。


翌日もまた予定があるので私は終電で帰らせてもらった(3次会の始まりで抜けた)。
慌てて駆けていったのだが、その時になんとヘッドフォンを落としたらしい。
間抜けぶりは相変わらず。
それでも、まあ、いいか、と放置。
大人物なんだか、ただの馬鹿なんだか(勿論後者)。