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バドミントン教本Q&A

書名：バドミントン教本Q&A

全く不要な本。
役に立つ情報は2割程度。
後は完全に「基本編」と「応用編」の繰り返し。
「基本編」と「応用編」の要点を抜き出して再度解説しているノートのような本である。
自分で内容をまとめたり、重要な箇所を読み返している人には無駄なだけである。

ただし、私のように同じ本を滅多に繰り返しては読まない乱読タイプの読書人にとっては、役に立つ。
「基本編」や「応用編」で学んだ内容を再度確認できるからだ。
だが、本の存在意義だけ考えれば、そのような「復習」のための本などいらない(参考書じゃないんだから)。

Q&A形式が読みやすいのは認めるが、質問が嘘くさい(完全な誘導。そんな単純な指導者なんているわけがない)。
加えて、臨場感を出したかったのか、感嘆符の乱用が認められるが、これも好ましくない。
まあ、日本語に問題があるのは「基本編」からずっとなのだが、この手の本に関しては実用第1なので、その点は許容の範囲内と考えるべきだろう。

結論としては、やはり不要の一言に尽きる。