7/29である。
なんだかとんでもないタイトルだが、そのままである。


眠りが浅いという話をしたら、睡眠薬もどき(?)をもらった。
症状が楽になるからと言われて飲んだら、ますます睡眠が浅くなった
しかも、日中強烈な睡魔に襲われて、意識が飛ぶことしきり。
いったい何なんだ、こいつは。
ということを訴えたら、
駄目でしたか
ヲイ。


気がついたら一週間が過ぎていた、というのはよくあることだが、今週がまさにそうだった。
そして気がついたら先週言われていたチーム配属が2週間早まって来週の頭からになった。
大あわてで示された仕様書を読むがなにやらちんぷんかんぷん。
そして
白昼夢


大丈夫でしょうか、この人。


七つの海のティコ〈3〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

七つの海のティコ〈3〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

企画も構成も絵も声(?)も(あと主題歌も)いいのに中身がないという残念な作品。
こんなものを楽しんでみていたのかと考えるとショックである。
まあ、子供向けアニメとしては使えるネタだったのだろう。
小説にする力がないなら絵本にしておけば良かったのだ。


人はなぜ逃げおくれるのか―災害の心理学 (集英社新書)

人はなぜ逃げおくれるのか―災害の心理学 (集英社新書)

似非科学の手本のような書。
要約すると「パニック神話」にまどわされず、速やかに非難しましょう、の一言で終わってしまう。
後は事例の羅列。
それぞれの主張は根拠薄弱で、数字らしきものは結果のはっきりしない(「統制」というような概念のかけらもない)アンケート結果だけ。
最近新書でハズレが多いな。


文明の死/文化の再生 (双書 時代のカルテ)

文明の死/文化の再生 (双書 時代のカルテ)

↑を受けて、まあ、村上さんなら間違いないだろう・・・と思っていたら、意外にこれが的外れ。
いったいどうしてしまったのか。
勿論、村上さんのハズレは、駄目な作家の大当たりよりとは比較にならないレベルなのだが、村上さんにしては言いたいことがよく分からない書となっている。
文化はアニマ(この使い方はどうかと思う)と「制御」とのせめぎ合いのダイナミズムがあり、文明には(暴力的)な「制御」しかないので文明は滅びるが文化は生き残る、というようなことを言いたいのだろうが、読んだものとしては「だから何」と思わざるを得ない。
まあ、学ぶべき視点は多いから時間の無駄にはならなかったのだが。


(上記より先に読んだが、説明の都合上順番は逆にしてある)
賛否が大きく分かれそうな書。
個人的には読む価値はあったと思う。
フロイトの無意識の構造(ただしかなり大雑把な使い方をしている)を根拠に、自分の不安や自信のなさを「ポジティブシンキング」で押さえ込むことは不可能であるということを主張している。
それ自体説得力もあり、意味のある論であると思うのだが、所々で座禅とかシンクロニシティ(これはユングの用語だろう)といったややオカルト的な要素に走るのが残念なところ。
文章力は比較的高く、特に最初の「奇跡のバックホーム」の記述は読ませるものがあった。