胃腸の調子が悪いなら、何も食べなければよい。
そこまで考えて気づいた。

私は飢えを求めているのではないか


持つ者が持たないことを欲するように、飽きたる者は飢えを求める。
飽食の者が飢えを欲し、飢えたる者が飽食を欲しているならばこれほど皮肉な世界はない。


人間的な、あまりにも人間的な


欲さないことを欲するとはなんと欲の深いことであるか。
そして、なんと思考とは無駄なものであるか。


しかし常に何かを欲することで、人類は前に進み続けてきた。
欲することと(人類が)生き続けることとは同義である。
この無意味な連鎖を断ち切るためには、欲さない必要がある。
しかし欲さないことを欲することもまた欲することである。


なんと思考とは無駄なものであるか。


予想通り、永井氏の考えは面白く、これまた予想通り小泉氏の考え方は(1点だけ面白い発想があったが)よくわからなかった。
そのうちまた詳しく書く予定。