試験会場にたどり着いた。
苦節4年・・・。
あの時、寝坊して以来。
・・・・・・。
なんやねん。


漢検を受けてきた。
級は恥ずかしいので言えない。
実は同じ級を4年前、申し込んだのはいいが、前日徹夜で勉強して、当日寝坊してすっぽかしたことがある。
この話を周りによくしているのだが、実はこの話、さらにその前の話があるのだ。
実はこの前日(漢検の前日、従って私は飲み会の席で漢検の勉強をしていたことになる)に、同郷の者との飲み会があった。
そこから始発で帰ってきて、一眠りしようと思ったら、寝過ごしたのだ。
開いた口がふさがりましぇん。


とにかく、今回の目標は試験会場にたどり着くこと。
今回の会場は近くらしいから大丈夫、と思いきや・・・。
ぎりぎりの時間にいくのはモチベーションの低さの表れ。
駅に着いた時点で20分前。
まあ、ここから徒歩12分と書いてあるから大丈夫・・・。
大じょう・・ぶ??
駅の地図で位置を確認するが、手元の地図と合う目標が一つもない。
ようやく街道を一つ見つけるが、方向が一致しない。
??????
12分かかるということは、最初の方向を間違えるとまずたどりつかないということだ。
従って、慎重に地図を見た。
慎重に・・・。
慎重に・・・・・・。
・・・・・・。
だぁあああ!!
あと8分しかない。
しかも方向がまだわからん。
・・・・・・。
背に腹は代えられん。
Hey! TAXI!!
というわけで結局タクシーに飛び乗った。
徒歩12分だからすぐつくかと思いきや、けっこう走る。
ん?
ぼったくられているんじゃないのか?
時間ぎりぎりに到着。
試験会場に滑り込んで問題を解く。


30分ほどで回答を終了。
まあ、8割は超えたんじゃないのかな。
問題集は半分ちょっとしか終えてなかったけど、受けさえすれば受かりそうな試験ではあったのだから。


今日は文検も同じ会場である。
が、資料を家においてきたのでいったん帰ることに。
帰ってからもう一度地図を調べたところ・・・。
なんと、駅を間違えていた。
最寄りの駅は○川なのに、○平で降りていた。
(ちなみに○には共通の文字が入る)
普段○平に行く電車を使用しているので、届いた地図を見たときに、ああ、あそこか、と早合点したらしい。
しかし、住所は確かに○平なのだ。
なんと紛らわしい。
天はさほどまでにして私に漢検を受けさせたがらないのか。
(いや、単にあんたがおっちょこちょいなだけだろう)
しかし、私は(タクシーという反則手段を使用したが)試験会場にたどり着いたのだ、わはははは。
(ちっとも自慢にならんぞ、ヲイ)


そういえばTAXIの運ちゃんが言っていた。
"ああ、そこですか。でも普通の方は○川駅か○○○駅で降りて歩いていくんですよね。"
運ちゃん、疑ってごめんなさい。
私の早とちりでした。


さあ、て。
2時間後には文検だ。