■
飲みの帰り。
今日はいつにもましてテンション↓↓
最近、ショーペンハウアー、ワーグナー、ウパニシャッドと来ているからかもしれない。
もし私が政府の少子化担当大臣なら、ただちにこれらの思想を禁止するなぁ。
それでバレンタインデーを国民的イベントに取り上げたりするんだ。
未だにかの日が単なる政府の生殖増進イベントだと信じて疑わないひねくれ者(あとクリスマスとか)。
ペシミズムは克服できそうだ。
滅びるなら私一人で滅びればいいし。
まあ、何というか。
ショーペンハウアーってやっぱり「きつねとぶどう」のきつねだよね。
彼が女性にもてまくって、著作が馬鹿売れして、金も笑いが止まらないぐらい入ってきていたら、あの思想を貫けたか疑問。
こちらとしても、そうだったなら、まじめに聞くだけ馬鹿らしいものな。
ニヒリストもペシミストも禁欲主義者もみんなそれがアイデンティティになっているんだ。
まあ、ひがみというところか。
ものすごい大金持ちで、ものすごいもてて、ものすごく運動が得意で。
で、それを全て投げ捨てて生きるんだ。
○ムタクが坊さんになるとか(勿論妻帯禁止の)。
オリンピックで金メダルとって、「こんなの何の意味もないんだ」って投げ捨てるとか。
長者番付の一番になった人が有り金全部寄付して生活保護受けるとか。
〜
うわっ、なにかぴーぴー言ってる。
洗濯機か。
こんな真夜中に洗濯する羽目になるとはな。
〜
だってさ、悟りなんて、まやかしだぜ。
生きたまま絶食してやっと一人前だな。
即身仏。
あれも、ショーケースで飾られたら終わりだな。
消息不明のまま、本人だけがそれを知っている状態が完璧だ。
そう、だから私は努力をするのだ。
そう、だから私は己を磨くのだ。
そう、だから私は権力への意志を持つのだ。
いつかそれを手に入れたとき、速やかにそれを捨て去る。
それがむなしいことを証明するために。
その決意が、「きつねとぶどう」のきつねを克服した証である。
〜
まあ、一日中本ばかり読んでいるからこんな最低な人間になるんだな。
↓本日読了予定本。
- 作者: 森岡正博
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/02/08
- メディア: 新書
- 購入: 28人 クリック: 179回
- この商品を含むブログ (149件) を見る
どうにか二冊買うにとどめたが、結局カラオケに入った店で、パソコンつけてオンライン購入してやがんの、残りの三冊は。
〜
世の中には、「死ぬ」とか「絶望だ」とか「俺はおまえらに興味なんてないんだよ」という過激な言葉で人の(特に異性の)注意を(意識的・無意識的に)ひこうとする輩がいる。
彼らの本音は、寂しい、かまってほしい、というものだ。
私の哲学が、その程度で終わるのは悲しい。
だから、私を理解するものよ、どうか私を放っておいてくれ。
かつて、ワーグナーはこう言った。
「ショーペンハウアーが、私がショーペンハウアーを尊敬していることを知らないということはなんてすばらしいことだろう」
あと残る克服すべき対象は、マゾヒストか。