結局何一つ解決していない

やはり無理なものは無理で解らないものは解らん。
懸案を持ち帰ってあれこれひっくり返してはいるが、そもそもがリファレンスにも書籍にもネット上にも情報がないものだから(単に私の力量不足なのかもしれないが)どこをどうひっくり返しても何も解らない。
・・・弱った。


素直じゃないからな、この御仁は。
おとなしく白旗を揚げれば許してもらえるかもしれないが、無駄に意固地になっている。
しかし。
非力な私がどうあがいても出来ないものが出来るようになることはなく、解らないものが解るようにはならない。
だから

え、今頃解ったの?

と言われても、

はい。申し訳ありません。

と答えるしかない。


しかしなぁ。
プログラムのくせに理が通っていないのは解さないな。
なんなんだ、この泥作業は。
かけた資源の量に比例した成果が出ないものを「合理的」と呼べるものなのだろうか。


某国民的大型書店で懸命に解につながるヒントを探していたが、徒労に終わった。
展示してある書籍はどれも現場では役にたたないものばかりだ。
勿論、全部が全部、というわけではない。
基礎・素地・理論・原理、どれも大事なものだ。
だが、いくらそれを積み重ねても、解らないものは解らない。
閉じた世界の決められた環境の中で完結しているものばかりで現場に適用できるものは少ない。
・・・・・・。
そうやって、社会人は本を読まなくなるのだろうな。
こんなもの、何の役に立つんだ、って。


ああ、嫌だ。