ハイブリッドカーは本当にエコなのか? (宝島社新書 297)

ハイブリッドカーは本当にエコなのか? (宝島社新書 297)

書名:ハイブリッドカーは本当にエコなのか? (宝島社新書 297)
著者:両角岳彦


■評価:不可
  情報:△ 新規性:△ 構成:× 日本語:×× 実用性:△
  難易度:易 費用対効果:× タイトルと内容の一致:○
  お勧め出来る人・用途 :省略
  お勧めできない人・用途:省略


■所感
 大変申し訳ないが、読むに値しないと判断して1章のみで打ち切った。
 内容もそうだが、何にもまして日本語がひどすぎる。
 編集者は何をやっていたのだろうか。


 「ハイブリッドカーはエコなのか」という問いに対しては、

  1. ある特定の加減速走行においてのみ燃費が良い(ことがある)
  2. 製造から燃料供給までトータルで見た場合、(インフラの整備ができていないので)既存のガソリン車の方がよほど「エコ」である
  3. 「買い換え」という行為そのものが既にして「エコ」ではない

 という批判を行っており、それらはそれぞれどれも「もっともだ」と思う。
 が、このレベルの批判であれば、少し考えれば誰でも解ることであり、今の時代であればそれこそネットで検索をすればいくらでもそういう記事は出てくる
 

 せめて語り方が絶妙であれば楽しんで読むことが出来ただろうし、「数字」を効果的に使っていれば、資料として存在意義があったのだろうが、そのどちらもないので、もうどうしようもない。


■読了状況
第1章まで(30頁)