そのために必要なことなら何でもしよう。
私はもう自分の幸せには興味はないのだから、いくらでも使ってもらえれば本望である。
使えなくなったらぼろぞうきんのように捨ててくれていい。
それでも私は己の運命を呪いはすまい。


他の人の幸せを心から願うことが出来るようになっただけでも大きな進歩だと思う。
昔は「世界なんて滅びてしまえばいい」と思っていたから。
その思い自体は変わっていないが、でも、私とどのような形あれ、関ってきた人々には幸せになってほしいと思う。
心から、そう思う。
私の破滅願望が唯一後ろに引っ込む時は、他の人に何か頼まれたことを(あるいは頼まれもしていないのに自分でしてあげたいと思ったことを)そつなくこなせたとき、のみ。
まあ、自己満足でしかないわけだが、それがどうした?
自己満足で生きていない人間は、何かを隠している信用ならない人間か、何か大きいものをねらっているとてつもない人間かのどちらかしかいない。
ちなみに私はそのどちらでもない。
まあ、当たり前か。