毒を出す食 ためる食

毒を出す食 ためる食

書名:毒を出す食 ためる食
著者:蓮村 誠


ところどころ「ん?」という内容を含んでいる、問題のある本。
自分の方にしっかりとした軸がある人が、個々のトピックに関して参考意見を求める分には問題がないが、自分の中に基準がない人が本書を読むと混乱するだけだろう。
世間一般に言われていることに対して、それを覆すような内容が多く書かれているが、読んで「なるほど」と納得がいくものと、根拠が怪しく、「んん?」と思ってしまうものがある。
自分の方で、どれを採用して、どれは採用しないという判断が必要になるのである。


しかも、インドの医学に基づいている(それ自体は一貫性があれば問題ない)とのことで、今ひとつ、用語の意味や理屈がよく解らない。
その点は不親切であり、また内容の信頼度を怪しくしてしまっている要素である。<2010/10/06>
読了から相当期間時間が経過したため、詳細な書評を断念し、メモ書きのみ残すことにする。
評価:可
実用性:△
ノート作成の価値:無
再読の価値:無