書名:プログラミングでメシを食わせろ!!―成功する開発チームのための技術と運営術
著者:小俣光之


読了は12/14


まあまあ。
前作がとても勉強になる本だったので、やや期待過剰だったかもしれない。
が、本作もそれなりに勉強になる本なので読んでいて損はない。


本書では、「『ほうれんそう』が出来ない部下をどうするか」(つまり私のような扱いづらい無能な部下をどうするか)といった問題に対して、現場の経験から具体的な対処法や心構えなどが述べられている。
机上の理論ではなく、現場での経験を元に語られているので、直接そのままの形で役に立つ情報となっている。


本書は部下を持つ上司の側についてのノウハウ・心構えの本であるが、付く側の部下にとっても有益な本である。
自分がどのように振る舞えば上司を助けることができるのか、どのような行動が上司を困らせるのか、といったことが解り、日々の行動を反省するとともによりチームに貢献できるよう行動を改善することが出来る。


値段とかける時間相応の知識・気づきをもたらしてくれるので読んでおいて損はない。