B-UPさんの大会に参加。
(詳細は、B-UPさんのHPからどうぞ。
リンクは「フリーダム」のHPからどうぞ。
「フリーダム」のHPは、左袖のアンテナからどうぞ。
以上、怠け者の案内)
試合結果に関しては、「フリーダム」のHPより。
とまあ、ここまではお決まりの紹介で。


この日の体調は、最悪から数えて2〜3番目。
朝、集合場所が解らない&車が苦手なので基本自転車な後輩とともに、7:30に家を出た。
集合場所には10分前に到着。
この時点で、「とにかく車に乗りたくない」というネガティブな気分で一杯だった。
自分の試合もチームリーダーとしての役割も何もかも放棄して帰りたい気分だったが、まあ、今更何も出来ないのでおとなしく車に乗せてもらって移動。
途中昼食の調達のためにコンビニに寄ってくれたので、なんとか行きは持った(休憩が入って足を伸ばしたりするとだいぶ楽にはなる)。


今回の大会には、普段お世話になっている方がもともとのチームメンバーを率いて、同じリーグに参加されている。
(その方のチームは定期的な練習をしていらっしゃらないので、その方は一応普段は「フリーダム」に参加していただいている。ただし諸事情有って、しばらく(半永久的に?)土曜の練習には来られていない)
B-UPさんは、経緯を知っているだけに、まさか同じリーグにはしないだろう、と油断していたら、ものの見事に同じリーグに放り込まれた。
「ま、まあ、それならそれで、一勝はいただきだ」なんて失礼極まりないことを考えていたら、今回のメンバーが意外にまとまった力を持っていることが、その方たちの1試合目で判明。
「こ、これは意外に手強いぞ」と焦った。
1度勝ったことのあるチームには負けられない、と俄然闘志が出てきた。


というところで、1戦目。
・・・・・・。
出鼻をくじかれた。
0-3で完敗。
相手は中学生主体のチームのように見えた(でなけりゃ詐欺だ)ので、相手の求めに応じて、こちらの戦力を全て教えてあげたら、相手は試合巧者だけあって、綺麗に2-1で勝てる組み合わせをぶつけてきた。
つまり

  1. こちらの2 vs. あいての3
  2. こちらの1 vs. あいての1
  3. こちらの3 vs. あいての2

という組み合わせになった。
相手はこのうち2.と3.を取るつもりだったようだ。
で、ものの見事に相手の読みは的中し、おまけに1.も相手にとられてしまった。


采配ミスというか、人が良すぎるというか・・・。
まあ、相手もこちらを熟知していた訳ではなかったはずなので、相手も賭の部分が相当あっただろう。
素直に私たちの負けである。


自分は、2.として出場したが、「中学生相手に全力を出すのも大人げないかな」なんて甘っちょろいことを考えていたら、1stゲームをダブルスコアで落とし、そのままの勢いで2ndもダブルスコアで持って行かれてしまった。
原因は、アップ不足。
(って、毎回書いているよな。まあ、この日は体調がそこまでひどくもなかったから、他に原因は思い当たらない。)


ダブルスとしての総合力は確かに相手が上だったが、個々人の力は私より遙かに優れているという訳ではない、そういうペアだった。
(勝負感と、慣れという点では、さすがに練習不足・試合不足の私の方が負けていたが)
話がややこしくなったが、私が本領を発揮していれば、もう少し接戦になった(完全に勝てない相手ではなかった)ということ。
この日の大会で悔やまれるのは最初のこの1戦。


残り3チームのうち、2チームは初心者中の初心者で、完勝。
自分より実力の劣る相手に対する態度、という点ではチームメンバーにやや憤りを感じたが、まあ、彼らも彼らなりに必死なので、これからこういう場面での「エレガントな」対応の仕方というものを学んでいただければよい。
(メンバーにはそれとなく伝えた)


で、白熱したのは、冒頭で述べた、お世話になっている方のチームとの試合。
向こうの希望を受け入れる形で、こういう組み合わせになった。

  1. こちらの2 vs. あいての2
  2. こちらの1 vs. あいての1
  3. こちらの3 vs. あいての3

つまり、真っ向勝負。
こちらの読みとしては、1.3.は確実に勝てるので、2.は落としても勝てる、というもの。
勿論、2.は自分。


ところが、1.が思いの外苦戦。
最初の1セットをとったが、次のセットは20オールまでもつれ込んだ末に取られた。
とりあえず合計点で2点上回ったのでからくも勝利。
(B-UPさんの大会結果では、引き分けとなっている。何故だろう?)
で、2.の自分の試合。


相手は、最初の試合で自分のペアがダブルスコアで敗れた相手に、セット数1-1の総得点で上回る形で、なんと勝っているのである。
(ただし、このときの相手のペアは自分のペアが対戦したときとはペアの構成が違う)
つまり、単純に言うと「自分たちが大敗した相手に辛勝したペア」なのだ(最初からそう言え)。
ラリーも見ていたが、特に片方の人の腕前がなかなかのものだった。
少なくともスマッシュは自分より強烈なものをもっている。


1戦目の苦戦を見た後だけに、自分たちのところで負けてしまうとチームとしての勝利も怪しくなってくるというプレッシャー。
更に、知っている人のチームが相手だけに「負けられない」という自負が合わさって、奇跡が起きた。
今までで参加した大会の中で、最高の集中力を発揮できたのである。
これに加えて、ものすごい気を発した。
「大人げない」とか、「これは初心者リーグなんだから、経験者の自分があまり出しゃばってはならない」といった不遜な考えは全部吹っ飛んだ。
目の前の試合に集中し、(少なくともペアの片方は)自分よりも力のある相手に勝つために必要なことを全てやり尽くした。
結果は・・・・・・。


ダブルスコアでの勝利(1セット目は15点くらい取られていたが、2セット目は10点程度に抑えられた)。
完勝。


勝ったことよりも、大会で初めて自分の力を120%出し切ったことの充実感の方が大きかった。
自分をこのような状態に追い込んでくれた相手の方に感謝。


と、自分の中では、これまで参加した大会の中では、最も満足のいく大会(勿論、最初の惨敗は大きな反省点だが、それを補って余りある収穫があった)だったが、チームメンバーの中には自分に納得のいかない人もいらっしゃったようだ。
しかし、今回のメンバーは前回までと比べて飛躍的にレベルアップしていることは間違いない。
つまり方向性としては正しいのだ。
ただ、練習と試合の経験が不足しているだけ。
この悔しさをバネにして、また日々の練習に取り組んでもらえたら、これほど嬉しいことはない。
私もチーム力向上のために全力を尽くそうと決意を新たにした。
(で、まず手始めにHPを更新した、というわけね)


「フリーダム」、2度目のリーグ2位、おめでとう。
今回は厳しい戦いを勝ち抜いての2位だから、前回よりも価値のある2位だ。
次は1つ上のリーグで出場することを目指して(もうメンバー全員が「初心者」離れしてしまったので、「初心者」はもういいだろう)、がんばっていこう。
次の目標は、1つ上のリーグでの1勝だ。


ちなみに、帰りは、チームメンバーの都合で、閉会を待たずに撤収することになった。
予定外の日程に極度に弱い身体君の反応が心配だったが、無事家にたどり着いた。
一件落着???
(しかし翌日の勉強会で、身体君はしっかりと暴れ回ってくれたのでした。)