8/15である。
日曜の朝に早起きしても何の特にもならない。
せいぜい駄文が増えるだけだ。


惹かれそうになった。
・・・もとい。
轢かれそうになった。
勿論、車に、である。


袋小路から急に頭を出してきた(いったん停止したようにも、そのまま飛び出そうとしていたようにも、どちらにもとれるが、どちらでもいい。その意味で私は人を責めることに何の意味も見いださない。時間の無駄でしかない)。
で、そのままだとぶつかるので前輪に急ブレーキをかけた(本当はあまりよくない。が、どうしても右手だけでブレーキをかけてしまう癖が抜けない)。


本当に余裕のないブレーキのかけ方だったので、うまく止まることができず、前に転んだ。
幸い、手をついたので、手のひらをすりむく程度のごく軽微な損傷で済んだ。
しかし、いわゆる「ヒヤリはっと」は何度も経験しているが、これほど明確な形で事故寸前まで行ったのは初めてである。
ぼーっとしている場合ではない(おそらく薬のせいではなく、胃腸の不調のせいだと思われる)。
気をつけなければ(気をつけられるものならば)。


本当にぶつかっていたとしたら、おそらく前方不注意でこちらの責任になる。
右側の歩道を走っている・ヘッドフォンをしている、と不利な点が2点もあるからな。
いや、責任なんてどうでもよいのだ。
そのようなつまらないこと(交通事故)で、物語の幕引きとなることがいかんのだ。
それではあまりにもつまらなすぎる。